1番Aメロ:鎮座DOPENESS
眩ゆい光
溶け込むメモリー
ふとした拍子
思わずにはいられない
焦がれる向日葵
求めた陽だまり
ほのかに残る香り
フラシュバック
出典: silky/作詞:FNCY 作曲:FNCY
あ~、シルキータイム~。
女性のささやきとともに始まるメロウなイントロ。
神々しい朝の光が降臨する山々が映し出されるタイトルバック。
いきなり気持ちいですね。
続いて登場するのはひまわり畑に溶け込む鎮座さん。
まぶしい陽の光を見るだけで思い出してしまうのはひまわりのようだった女性というわけですね。
心情的にはエモーショナルなはずですが、真顔の鎮座さんが確信犯的におもしろいです。
1番Bメロ:ZEN-LA-ROCK
プールでひとしきり
戯れたね 本当に
chillしてbedでjodeci
頬張るタイ料理
midnights ブリッジ オルガンバー
あの日の思い出が
君のシルキーな肌に口づけ
そんな事すらお預け
断念
出典: silky/作詞:FNCY 作曲:FNCY
Bメロからカットインしてくるのはトラックの荷台に寝転がったゼンラさん。
カメラがズームアウトしてゼンラさんが小さくなるにつれて広がる視界。
トラックは「緑あふれる自然」の道を走っていたことがわかります。
そのあいだに語られるのは女性との夏の日の思い出。
タイトルのシルキーとは絹のようになめらかな女性の肌のことだったのか!と気づかされます。
プールで遊んだりベッドでまったりしながらジョデシィを聴いたり。
渋谷のDJ Bar Bridgeやオルガンバーでデートしたんですね。
1番Cメロ:G.RINA
同じことばを話す
気がしたの でもso what?
知りたい 聞きたい
本当は more & more
げに短き逢瀬 夏の向こう側へ
行きたい 行けない
行く気ないの
出典: silky/作詞:FNCY 作曲:FNCY
満を持してG.RINA嬢のお目見えです。
背景は「ネオン煌めく都会」や「眩ゆい光」。都会でのひと夏の思い出……。
女性側には夏が過ぎても付き合い続けたい気持ちがあったのに、煮え切らない男性にがっかりした模様。
「行く気ないの」の流し目がサービスショットになっているところがおしゃれです。
1番サビ:3人
触れたsIlky
仰け反るスパークリング
指先に残る感覚
立ち止まった季節
このままじゃ
忘れられない
離れられない
出典: silky/作詞:FNCY 作曲:FNCY
レストランで歌う3人からの野球場。ベンチに鎮座する鎮座さん。
カメラがズームアウトするとずんずん小さくなる鎮座さん、広がる視界。
「緑あふれる自然」です。
女性とのデートでホームランを打ちたかったのに、内野ゴロで終わった。
でもバットを振ったときの指先の感覚は残っている……とか。
続いてバストアップの鎮座さん。
「忘れられない」の連呼とともに背景が緑の葉、オレンジの花、野球場、ブドウと変化します。
男性にとっての「煌めく光」みたいな思い出の数々を暗示しているよう。
どうやら女性のがっかりした流し目とはギャップがあるようです。
相変わらず真顔の鎮座さん。おもしろすぎます。
フラシュバックするストーリー
間奏ではビートを刻む指パッチンのたびに映像が切り替わります。
このカットインという映像手法は「フラシュバックするストーリー」を表現するのにぴったりなんですね。
2番Bメロ:ZEN-LA-ROCK
馬鹿みたいに暑かった
俺のsecomはまだ
解除されぬまま
ポッカリ心に穴
切なさにホールインワン
残る温もり枕カバー
火照る肌
過ぎた時間
置き去りのまま
出典: silky/作詞:FNCY 作曲:FNCY
2番は緑の大地の上に寝転がったゼンラさんから始まります。
カメラはまたもやズームアウト。
小さくなるゼンラさん、広がる視界。果てしなく上空に飛ぶカメラ。
ゼンラさんが寝ていたのは古墳。しかも鍵穴のような形をした前方後円墳だったことがわかります。
歌詞にある「俺のセコム」と「心に穴」の実写化!
大がかりなドッキリは確かにホールインワン。
小さくなったゼンラさんはすっかり置き去りにされていました。まるで「過ぎた時間」のように。