1stフルアルバム「ONE!」をリリース!ボーカルもっさが急成長

【ネクライトーキー/明日にだって】歌詞の意味を解説!諦めが悪いと笑われる…それでも諦めないのは何故?の画像

2018年12月5日、ネクライトーキーの初の全国流通盤1stフルアルバム「ONE!」がリリースされました!

ギターの朝日廉がボーカロイドを使ってネットにて曲を公開していた「石風呂」の一リスナーだったもっさをボーカルに抜擢し、結成されたのが2017年3月のこと。

ここまでこぎ着けるのに約1年半と、異例の早さでのし上がって来たこのバンド

注目が集まるのはやはり、ボーカルを務めるもっさの目まぐるしい成長です。

もっさを巡る評価の変化

他の3人のメンバーに比べて音楽経験の浅いもっさは、やはり最初の頃こそレコーディングにも手間取ったりなど不慣れな一面も見せていたんだそう。

しかし今回アルバム「ONE!」の制作に関しては今までになくすんなりとレコーディングも進められたとのこと。

そして初期の頃からリスナーの間で「ハム太郎ボイス」と呼ばれていた彼女の声ですが、ここに来て新たな呼び方が誕生し始めています。

Youtubeなどのコメントを見ていると、「ハム太郎ボイスではなくて、もはやもっさボイスとして確立されている」と口々に言われているのです。

やはりもっさはダイヤの原石だった

考えても見てください。

彼女たちは全国流通も始まったばかり。言ってしまえば新人バンドです。

しかももっさに至ってはつい最近まで単に朝日の楽曲のリスナーだったといいます。

それが今や「もっさボイス」という、言わば一つのブランドのようなものが確立されつつあるというのは末恐ろしい話です。

短期間でここまでの伸びしろを見せた彼女は間違いなく、ダイヤの原石だったのではないでしょうか。

リリース直前に公開されたのはもっさが手掛けた楽曲!

そして今回アルバム「ONE!」の中で、もっさは歌以外でも成長を垣間見せています。

ネクライトーキーの楽曲はこれまでほとんどが朝日の作詞作曲によるものでした。

それが今回はもっさが作詞作曲を手掛けた曲も2曲収録されているのです。

元々作詞曲に携わっていなかったメンバーが段々とそれに取り組むようになるという話は珍しくもありませんが、それにしても早い!

リリースに先駆けて三ヵ月連続MV公開企画が行われていましたが、発売日前日の12月4日に公開された企画第三弾のMVもっさが手掛けた楽曲「明日にだって」。

一聴して抱いた感想は、「いつも楽しげなネクライトーキーだけど、今回の曲はどこか切ない葛藤が込められているような…」というもの。

なるほどこれが朝日の楽曲とはまた違った魅力を持った、もっさ節というわけですね!

何をやってもらしさが滲み出てくる

楽曲はいつになく疾走感を湛えたロックナンバー。

しかしそれでいて個性的なメンバーのサウンドはそれぞれに味を出していて、「何をやってもネクライトーキーの曲になるんだな」と感じさせられます。

徐々にズームアウトしていく映像も、途中から映り込んでくる製作スタッフの微動だにしない様子がなんだかシュールでネクライトーキーらしい。

一番最後の「カット!OKでーす」の声の後にドラムのタケイ、サポートキーボードのむーさんが両手を挙げる仕草もなんだか見覚えがあります。

と思っていたら、10月に公開された「めっちゃかわいいうた」のMVでも同じようなやり取りがされていたのでした!

こういうバンドの仲の良さが垣間見えるところも、ネクライトーキーの魅力ですね。

もっさが作詞作曲をしたということで、歌詞の内容にしたって朝日のものとはまた変わった趣になっているはず。

ここからはその内容に迫っていきましょう!

夢は叶わないうちは笑われる

かきむしって 踏ん張ったって
諦めが悪いなって笑われるのさ

出典: 明日にだって/作詞:もっさ 作曲:もっさ

努力は必ず報われるなんて嘘だ。

そんな風に思ったことがあるという方も、少なくはないのではないでしょうか。

多くの人がそういう感情を抱くように、必死で夢を追い掛ける姿というのは笑われることも少なくありません。

叶わないうちは笑われるもの。

そうやって笑われることに耐えられず、諦めてしまう人というのも多いわけですね。

結局みんな同じで、大したことはできない