楽園/THE YELLOW MONKEY
ロックに時代は関係ない!
1996年11月にリリースされた11枚目のシングル「楽園」。
大ブレイクを果たした「JAM/Tactics」「SPARK」に次ぐシングルなので、世間も大注目の中リリースされました。
バンドとしての芽がなかなか出ないため、楽曲を一度ポップ路線へ方向転換しましたが、ロック路線へ舵を取り直した作品でもあります。
20年以上前の作品ですが“元気が出る”“背中を押してくれる”と言われる元気ソングでもあり、楽曲への人気は衰えを知りません。
しかし、そう思わせる一見ポジティブな歌詞には実は隠された裏の意味があるのです。
男の色気漂うMV
ショートバージョンですが、この世界観は伝わるでしょう。
楽曲もさることながら、当時のギラギラ感のあるメンバーもため息ものの格好良さですね。
THE YELLOW MONKEYと言えば、大人の男の色気。
色気もギラギラしています。
そしてお分かりでしょうか?
こう見えて裏の意味のヒントも隠されているんですよ。
ちなみに、このMVの撮影された場所はイギリスの病院なのです。
新録盤にも収録
昨年の5月21日というデビュー記念日にリリースされた「THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST」にも収録されています。
もちろん全収録曲が新録なので「楽園」も今のTHE YELLOW MONKEYによるもの。
ライブ感も感じさせる仕上がりとなっています。
「新・木曜の怪談」主題歌
タイアップ多し
ブレイクしたばかりだったので、タイアップもゲットしまくりだった当時。
「楽園」は1996年に放送されたフジテレビ系ドラマ「新・木曜の怪談」の主題歌となりました。
裏の意味を理解すると、子供達が主人公だったドラマに使用されたことにビックリしますよ。
そしてもう一つ驚きなのが、解散後もバラエティ番組のテーマソングやパチンコに使用されていたのです。
しかし人気投票で、THE YELLOW MONKEYの全楽曲の中、2位を記録したこともあるのでタイアップの多さも納得できますね。
秘密の楽園に行こう
隠された意味とは…
初期のTHE YELLOW MONKEYが好きな人は楽曲に隠された影や裏の意味、秘めているドロドロした感情などを読み取ることは容易でしょう。
そして、本題に入る前に答えを言っておきます。
隠された意味は…
“ドラッグ”なのです。
隠された意味と言いましたが実際にはこの楽曲のテーマであり、あなたを「楽園」の道に引きずり込みます。
確固たる決意と希望に満ち溢れていると思わせる前向きな内容なのにドラッグ?
ではどんなところがドラッグなのか一緒に読み解いていきましょう。