いつも僕らは汚されて目覚めてゆく
MAKE YOU FREE 永久に碧く

出典: 楽園/作詞:吉井和哉 作曲:吉井和哉

私たちの内面や精神力はどのように成長してきたのか。

何事もなく今に至っている人はごく少数だと思います。

なかなか越えられなかった山、やっとの思いで抜け出すことのできた谷、そんな経験を重ねてきた人が大半なのではないでしょうか?

そんな精神をマイナスへと陥らせた経験も、時間が経つと“超える力、抜け出す力”を与えてくれた良い経験だと思えることもありますよね。

もしかしたら、あの“なあなあのナイフ”で削ってきた時間だって意味があったのかもしれません。

時には人を傷つけ、自分だって傷つけられる。

分かってはいたのに悪いことをしてしまった。

そんな汚れた経験を重ね学習し、私たちは成長し新たな自分へと目覚めていくのです。

それは若い頃だけじゃない、年齢を重ねていたとしても同じこと。

私たちの精神はずっと、ずっと青い・碧いままなのです。

楽園が道標だったアルバム

【楽園/THE YELLOW MONKEY】テーマはなんと「○○」?!暗示的な歌詞の意味を読み解く!の画像

6枚目のアルバム『SICKS』

「楽園」は6枚目のアルバム『SICKS』のリリースを控え、先行でリリースされた作品でもあります。

「楽園」だけでなく、『SICKS』自体も原点回帰に近い雰囲気でまとめられています。

内面の暗い部分に迫った内容も見受けられ、ポップなTHE YELLOW MONKEYが好きな人は驚くかもしれませんが、当時の定番曲、そして再結成後も披露されている楽曲が多数収録されています。

収録されているシングル曲は「楽園」のみですが「天国旅行」へ行ったり、「HOTEL宇宙船」に乗ったりとバラエティに富んだ作品なのです。

まさにTHE YELLOW MONKEYを語るには絶対に外すことのできないアルバムでしょう。

さいごに

【楽園/THE YELLOW MONKEY】テーマはなんと「○○」?!暗示的な歌詞の意味を読み解く!の画像

経験豊富なTHE YELLOW MONKEY、そして強酸に近い酸いも極甘に近い甘いも味わってきた吉井和哉

弱点を隠さず、格好悪さも見せているからこそ格好いい彼らがいるのです。

二面性のある楽曲を多く持ちますが、世間が考えていた意味とのギャップが特に大きいのは「楽園」なのではないでしょうか。

楽曲をストレートに聴くのもいいですが、言葉選びや言い回しが興味深い楽曲が他にも多数あるので、これをきっかけにあなたなりの意味を読み解いてみませんか?

これであなたもTHE YELLOW MONKEY中毒に。

そしてotokakeには、他にもTHE YELLOW MONKEYの楽曲・歌詞を紹介している記事がまだまだあるのです。

THE YELLOW MONKEYが再び動き出すのがより待ち遠しくなりますよ。

1998年にリリースされたTHE YELLOW MONKEYのシングル「球根」は、今なお多くの音楽ファンに愛される名曲です。日本の音楽史に残り続け、再結成を果たして再びたくさんのファンに影響を与える彼らの代表曲の歌詞に迫ります。

2017年11月11日から復活を追った映画「オトトキ」も公開予定のTHE YELLOW MONKEY。彼らの復活曲「砂の塔」の歌詞に隠された意味を考えてみました。MVは坂ノ上茜が登場し意味深な演技をみせています。歌詞を紐解きながら謎に迫ります。

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