【紅い意図/CLØWD】これまでのCLØWDには見られない"毒"とは？歌詞&フルMVを徹底解説

これは結ばれない相手を好きになってしまったことを表現しているのではないでしょうか。

「赤い糸」が結ばれたのは運命のいたずら。

叶わないとわかっていても、あなたへの気持ちは募るばかり。

ここでは女性側の心情を表現しているそうですよ。

男性への思いで胸がいっぱいになり、とてもモヤモヤとした気持ちになっているのがうかがえますね。

ですが彼女の思考に「この恋を諦める」という選択肢はないようです。

そして衝動的なサビが訪れます。

先ほどは「結ばれた赤い糸」に悩んでいましたが、ここではもうそんなことを気にしていません。

ただ目の前にいる相手と抱きしめ合い、二度と離れたくないと心から思っているようです。

これが先ほどのMVで見た抱きしめあうシーンのことでしょうか？

そんなことをしてしまったら余計に離れられなくなってしまいますね…。

これはどんな意味でしょう？

蝶は「魂、不死、再生と復活」の象徴とされています。

つまりここでは「永遠」を意味しているのではないでしょうか？

「永遠」も「現状をコントロールする力」も「人生のやり直し」もいらない。

不倫へのめり込むうちに「理性をはずした状態」になり、後先はもうどうでもいいのだと思います。

自分の欲望に忠実に従えば、今まで築き上げた全てを失ってしまう。

それでも相手の女性との恋愛を手に入れることができれば、「生きていた」という証になる。

ここでは、全てを捨ててでも最後に「不倫」を選び抜くという「幸せ」を優先しようとしているのではないでしょうか。

非常に盲目的な思考に陥っていますね。

でも、もうこうなってしまったら止まらないのだと思います。

こちらは男性側の心情ですね。

大きな力を持っていれば「不倫」することに対するリスクも減るはず。

でも今の自分では不倫後の生活費用など、現実的な問題解決に至ることができない。

そんな自分の力の無さを嘆いているようですね。

こちらも、「この恋愛を諦める」という選択肢は排除されている印象です。