【It Don't Mean A Thing/JUJU】超豪華最新ライブアルバムのリード曲MVを公開

2017年8月31日

今や映画やドラマ、CMのタイアップで引っ張りだことなっている歌姫JUJU。

デビューは2004年。2006年に「奇跡を望むなら…」でブレイクしました。

その後も「素直になれたら」「やさしさで溢れるように」とヒットを飛ばし、ヒットメーカーの仲間入りを果たします。

2008年にはカヴァーライヴ企画「JUJU苑」をスタートさせ、2010年以降はカヴァーアルバムも展開。

そして、もともとジャズシンガーを目指していたというJUJUは2011年に念願のジャズアルバム「DELICIOUS」もリリース。

活動の幅を広げています。

JUJUは12歳の頃からジャズシンガーになるという夢を描いていたそう。

そもそもJUJUというアーティストネーム自体、ジャズサックス奏者であるウェイン・ショーターの作品「JUJU」からとったもの。

Jポップシーンで絶大な人気を誇る彼女ですが、そのルーツにはジャズがありました。

18歳の頃に単身渡米。本場のジャズを肌で感じ、その道の険しさを知ったんだそうです。

彼女自身「（ジャズは）人生経験が豊かじゃないとやれない音楽」と評していたこともありました。

当時、本場のジャズマンが持つジャズに対する莫大な熱量に圧倒された彼女ですが、ジャズに対する思いは消えずに残り続けました。

2011年には「DELICIOUS」、2013年には「DELICIOUS 〜JUJU's JAZZ 2nd Dish〜」と、これまで2枚のジャズアルバムをリリース。

そして2018年4月18日には「JUJU BIG BAND JAZZ LIVE “So Delicious, So Good"」をリリース予定！

このアルバムは2017年10月10日（JUJUの日)に開催されたビッグバンドジャズライヴ「So Delicious, So Good」を音源化したもの。

現場で生まれた生のグルーヴをそのまま閉じ込めた1枚に仕上がっているようです！

10月10日はJUJUの日（じゅう・じゅう、ですからね）。

ダジャレじゃねーか！とバカにすることなかれ、日本記念日協会からも認定されている、れっきとした「日本の記念日」なんです。

この記念すべき「JUJUの日」には毎年ライヴを開いてきたJUJUですが、2017年のJUJUの日にはついにジャズライヴを開催。

しかもビッグバンドを引き連れて！その数、なんと総勢27名。豪華すぎ！

このビッグバンドを率いたのは日本でも屈指のジャズピアニスト、島健。

もともとJUJUのジャズアルバム「DELICIOUS」は彼によるプロデュースだったので、その頃からの縁もあって…ということでしょう。

ちなみにこの島健という方、名前を聞いたことがない、という方もいらっしゃるかと思います。

そんな方のために、彼の経歴を簡単に紹介しましょう。

1950年生まれで、20代の頃からジャズピアニストとして活躍。30代の頃にはアメリカを中心に活躍、ジャズシーンを牽引する大物たちと数多くセッション。

1986年からはスタジオミュージシャン・プロデューサー・編曲家としても活動。

そして、サザンオールスターズの大ヒット作「TSUNAMI」の編曲を手掛けたのも彼。

まさに、音楽業界における大人物、というわけです。

「So Delicious, So Good」の演奏がどれだけ豪華なものだったのか、おわかりいただけたでしょうか？

このアルバムは全14曲編成。

バンドメンバーも豪華なら、収録内容も豪華です！

「DELICIOUS」「DELICIOUS~JUJU's JAZZ 2nd Dish~」に既に収録された楽曲も含まれます。

「It's A Jazz Thing !!」「Night And Day」「Sway」「Lullaby Of Birdland」など、アルバムのおよそ半分を占めていますね。

が、このアルバムは「So Delicious, So Good」ライヴの演奏を収録したものになりますので、あくまでも「同じ曲」というだけ。

「同じ演奏」ではありませんので、既にJUJUのジャズアルバムを聴いている方でも、また楽しむことができますよ。