日常のふとした瞬間を思い起こさせる歌詞

いつの日までも覚えててね
あの道この道コンビニの裏道
繋いでは離したこの手と手も ずっと

出典: 夢から覚めても/作詞:不明 作曲:不明

この部分は日常の一時をテーマにしているように感じられます。

ここで注目したいワードは最後の行にある「繋いでは離した~」という部分です。

これは2人でこの道を通った時の様子を歌っているのでしょう。

そんな様子を覚えていて欲しいと歌っているのできっと何度も何度も通ったのかもしれませんね。

そして、その一時はとても大切にしたかった時間なのかもしれません。

道を通るという動作は何気ない日常の一時ですが、大切な人と通ったことは思い出の一時といえるのです。

何気ない日常の大切さを思い起こさせてくれる歌詞になっていると感じるかもしれません。

いつまでも新鮮な気持ちを保ちたいという思い

ああ いつまでも覚めない夢でいてほしい
慣れないあなたの横顔に
慣れてしまうのが怖いんだ

出典: 夢から覚めても/作詞:不明 作曲:不明

この曲のタイトルは「夢から覚めても」ですがこの部分では「覚めない夢でいてほしい」と歌っています。

矛盾しているように感じるかもしれませんが、今この瞬間(夢のような一時)をずっと忘れたくないという想いが込められているようです。

この新鮮な気持ちを忘れたくないという感情があるのかもしれませんね。

夢のような一時が過ぎ去ってもその記憶を鮮明に保ちたいのでしょう。

最初は新鮮でも何度か繰り返していくとどうしても慣れてしまうものです。

それを当たり前のものと思ってしまうかもしれません。

そうなるのが「怖い」と歌っている部分のように感じられます。

変わってほしくないという想いを表現

ああ いつまでも変わらないでいてほしい
あなたが歌う優しい歌
これからもずっと聞かせていて

出典: 夢から覚めても/作詞:不明 作曲:不明

このパートでは「変わらないでいてほしい」という歌詞に注目できるかもしれません。

先ほどの歌詞によく似た想いを歌っている部分のように感じられます。

今この一時がとても大切なものであり、ずっとこのまま守り続けたいというメッセージが秘められているようにかんじるのではないでしょうか?

最後の「ずっと聞かせていて」というフレーズにも注目できるかもしれません。

ここで示されているのは大切な人が歌う歌、つまり相手の想いのようです。

その強い想いが冷めてしまうことが怖いのかもしれません。

恋人関係や友達関係が順調な時であってもふとした時に「このままずっと続くのだろうか」と考えてしまうかもしれません。

失う時のことを考えると怖くなることだってあるでしょう。

だからこそこのように歌っているのかもしれません。

誰しも感じることがある「この楽しい一時がずっと続けばいいのに」という想いが秘められていますね♪

思い出を守りたいという決意を感じさせる

だんだん離れて 薄れてくような
気もするなかで 白くなる思いを
忘れないように こぼさないように
ずっと守っていこう

出典: 夢から覚めても/作詞:不明 作曲:不明

この歌詞は最後のパートのものです。

最初の一行で大切な思い出だと思っていた瞬間のことを少しずつ忘れていってしまう様子が歌われています。

「絶対に覚えていたい」と思ってもどうしても時の流れには勝てずに少しずつ記憶から消えていってしまうという経験をしたことがある人も多いでしょう。

そのように徐々に忘れていく思い出のことを「白くなる思い」と表現しています。

でも先ほども見てきたように忘れたくないという想いを持っています。

そのため、最後の部分で「忘れないように~守っていこう」と歌っているのです。

これはきっと決意の言葉でしょう。

こうした決意をしたからこそ「夢から覚めても」思い出を大切に保ち続けようと努力できるのでしょう。

 

こうして歌詞を詳しくみていくとどんな思いが秘められているのかがよくわかりますね♪

歌詞をじっくり考えたあとで再びMVを見てみるのもオススメです。

きっともっと深く歌の世界を自分のものとして感じることができるでしょう。

収録情報は?

【FOMARE/夢から覚めても】みずみずしい感情を歌った歌詞を解釈!壮大な自然の中で演奏するMV公開の画像

 次に気になる収録情報をみてみましょう。

「夢から覚めても」は2018年8月8日に発売される予定のアルバム「0.02」に収録されています。

このアルバムの収録曲は下記の通りです。

1. 君の涙が乾く頃
2. 夢から覚めても
3. HANABI
4. mirror
5. 雨の日も風の日も
6. 新しい歌

出典: 0.02/FOMARE

「夢から覚めても」は2曲目に収録されていますが、その他の曲も気になるかもしれません。

きっと素晴らしい曲が収められていますのでこの曲を聴いて興味を持った人はぜひ、他の曲も聴いてみてください。