関ジャニ∞「クルトン」てどんな曲?
変わったタイトルが多い関ジャニ∞
関ジャニ∞の楽曲には、不思議なタイトルが時々あります。「みかん」や「プリン」「アメちゃん」などなど。
つまり食べ物のタイトルが多いわけですが、今回ご紹介する「クルトン」も同じです。サクッとしていて、コーンスープなどに入っているとおいしいアレです。
では、クルトンについて歌った曲なのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
作詞は横山裕くん
「クルトン」は、2012年10月にリリースされたベストアルバム「8EST(エイテスト)」に収録されている楽曲です。
デビュー曲の「浪花いろは節」やエイトレンジャー名義でリリースした「ER」など、バラエティに富んだ楽曲がたくさん入っている、魅力的なアルバムです。
この中で、アルバム曲として収録されているのが「クルトン」なんですね。
横山くんの作詞能力
横山くんは関ジャニ∞の中でも、意外と作詞することが多いのです。関ジャニ∞としての曲はもちろん、メンバー数人と組んで歌うユニット曲でも多くの楽曲を手がけています。
食べ物の曲名に絞ると、「プリン」「みかん」「アメちゃん」「オニギシ」(ユニット曲)や「cHocoレート」(ソロ曲)、「クルトン」があります。結構作詞しているんですよね。
こうして見てみると可愛らしい曲が多いように見えますが、意外とそうでもありません。特に「オ二ギシ」は泣けます。少しだけ、横山くんが作詞した曲の歌詞をご紹介しますね。
そんな僕もいつしか大人になってたよ
でもお母ちゃんにとってはいつまでも子供なんだね
小さい頃の僕って オ二ギリって言葉も
ろくに言えなかったね。
いつも いつも オ二ギシって言ってた
出典: オ二ギシ/作詞:ユウ 作曲:チパ
ユウというのは横山くんのことで、チパというのは安田くんのことです。これは、お母さんに作ってもらったおにぎりのことを歌った歌です。
小さい頃は「オ二ギシ」としか言えず、でもそれが母の味なんですね。
オ二ギシが食べたいよ。オ二ギシしかだめなんだよ。
ちょっとしょっぱいオ二ギシを作ってよ。
出典: オ二ギシ/作詞:ユウ 作曲:チパ
やっぱり オ二ギシ。
オ二ギシおいしいねん
出典: オ二ギシ/作詞:ユウ 作曲:チパ
おにぎりよりもオ二ギシ。もう一度それが食べたい、という切なる願いですが、叶わない悲しさもあります。
横山くんのお母さんはすでに亡くなってしまっているんですね。そしてこの曲は、横山くんのソロコンサートで歌われました。この曲を歌う前にお母さんの訃報を聞いたという横山くん。
こんなにリンクしてしまう曲だからこそ、歌うことは本当に辛かったと思います。でも、お母さんへの愛がぎゅっと詰まった素晴らしい曲です。
プリンへの愛がすごい曲
ねぇプリン 君はみんなに好かれてる事知ってる?
ねぇプリン 君は僕が恋してる事知ってる?
その甘い誘惑 キュートな茶色い瞳 愛らしい卵肌
あぁやっぱり心から言う 君が好き
やわらかければいいんじゃない 大きけりゃいいんじゃない
今の君が好き
可愛ければいいんじゃない 甘ければいいんじゃない
大好きさプリン
出典: プリン/作詞:ユウ 作曲:チパ
こちらは「プリン」という曲です。プリン愛がこれでもか!というほどに熱く歌われていますね(笑)
先ほどの「オ二ギシ」とは違い、とても楽しい歌詞です。横山くんの作詞能力のすごさが分かりますね。振り幅がとても広いです。
プリンプリン 何で食べたの僕のプリン
プリンプリン 二度と会えないあの日のプリン
プリン、ごめんな オレお前のこと絶対忘れへんから
出典: プリン/作詞:ユウ 作曲:チパ
ここは安田くんがハモっています。とても上手いですが、「プーリン プーリン♪」と歌っているのが何ともおかしく、可愛らしくもあります。
ちなみに、プリンに語りかけている部分は横山くんのセリフです。必要以上に上手いです。さすが、演技力を評価されているだけのことはありますね(笑)