繰り返される叫び
どんなもんだこんなもんじゃねぇ
出典: Born to be WILD/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風
4度目の登場となったこの歌詞の部分。
もう一度繰り返されますが、すこしだけ言葉が変ります。
どんなもんだこんなもんじゃねぇ
本気なった豹が On the way
文句あっか? 文句ばっか言ってるヤツらの喉仏かっ切って
進化すんぜこんなもんじゃねぇ
牙を磨いだ豹が On the way
闇に光るぜ 血に餓えた本能で明日を掴むぜ
Born to be WILD!!(Wild!!)
出典: Born to be WILD/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風
そう、最初に登場した「野生の豹」が再び現れるのです。
文句を言う人間は「豹」にとってはもはや「獲物」。
自分で切り開く未来を邪魔する連中の首に噛みつき、引きちぎってしまいます。
それくらいの焦燥に駆られている「豹」。
「豹」には、明日が見えます。
それはもしかしたら、明るく輝かしい未来ではないのかもしれません。
本能と本能がぶつかり合う、血みどろの未来なのかもしれません。
しかし、良い未来とは限らないが、つかみ取るのは自分自身。
つまり、自分の意志で運命を切り開いていくことを「吼えるように」宣言するのです。
そして「豹」は「龍」になる
Dangerous…
龍が舞う!!!
出典: Born to be WILD/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風
ゲームとの関係
前作の喧嘩バトルを踏襲しながらも、様々なシステムが追加・変更されている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/クロヒョウ2_龍が如く_阿修羅編#システム
基本的に「闘い」をするゲームであり、歌詞の内容はこのゲームに臨む心情を綴っているといえます。
また、舞台も路地裏から「ドラゴンヒート」というリングに移り変わるところが共通しています。
一方で、「豹」はゲームのタイトルに出てくるだけで、登場人物とは関係がありません。
主人公の名前は「右京龍也」と、龍が入っていますね。
恐れと憧れ
力強いシャウトとメタルサウンドの楽曲「Born to be WILD」。
その歌詞は攻撃性が高く、もしこのような場面が現実にあるとしたら正直「恐い」と感じます。
一方で、このような世界で思いっきり本能を解放したいという「憧れ」を感じるかもしれません。
もし自分が「豹」だったら…。
そんな想像力をかき立てる歌詞でした。