中島みゆきの偉業!
1970年代からヒット曲を生み出すアーティスト
アーティスト中島みゆきは、1975年に「アザミ嬢のララバイ」でデビューし、2枚目のシングル曲「時代」で世界歌謡祭グランプリを獲得し、一世風靡しました。
また、1977年「わかれうた」、1981年「悪女」、1994年「空と君のあいだに/ファイト!」、2003年「地上の星/ヘッドライト・テールライト」が年代別にそれぞれオリコン1位を獲得しました。年代別に1位を獲得したアーティストは中島みゆきだけだそうです。
また、TOKIOに「宙船(そらふね)」を、近年では、ももいろクローバーZに「泣いてもいいんだよ」の楽曲を提供し、それぞれ、オリコンで1位を獲得しています。
どの曲も力強く、さすが中島みゆきといった曲調で、身体の芯までビッリビリになるような衝撃と感動があります。
年内、2017年11月22日に、意欲的なアルバム、通算42枚目「相聞」が発売されます。テレビ朝日系列の昼ドラマ、倉本聰脚本の「やすらぎの郷」の主題歌「慕情」を収録した全10曲のフルアルバムです。
そもそも「夜会」って?
中島みゆきの豪華なエンターテインメントなステージ
「夜会」は、ごく一般的なコンサートでは決してない舞台です。
中島みゆきが出演するのですから、歌はもちろん聴かせてくれますが、持ち歌はほぼほぼ出てきません。
その回ごとに物語があり、オリジナルの歌で織りなす舞台。ミュージカルでもない、お芝居、演劇でもない、趣向の凝らしたエンターテインメントステージといえるかもしれません。
毎回の「夜会」のための楽曲の作詞作曲はもちろん、脚本も中島みゆき本人によるもので、1989年の初演以来、18回を数える、彼女のライフワークともいえる舞台です。
演者は、中島みゆきひとりだけではなく、数人の共演者がいて、毎回、ひとつのストーリーになっています。バンドは、舞台下にセット、オーケストラピットのように組まれた場所で生演奏があるので、迫力ある魅力あるステージとなっています。
当初は、「夜会」のタイトル通り、お客さんが仕事の帰りに観に行ける時間にスタートしたいというところからはじめた大人向けの夜のステージだと、インタビューで、ご本人がこたえています。チケットは毎回、即完売の人気のステージです。
では「夜会工場」とは?
それは「夜会」のガラコンサート
では「夜会工場」ってどんな演目なのでしょうか?
公式ホームページには特別な説明も何もありません。
「夜会工場」VOL.1に行かれた人によると、「夜会工場」は「夜会」のガラコンサートと言われています。
ガラコンサートとは、何かを記念して企画された演奏会、ざっくり言ったら、特別公演といいましょうか。
2013年に行われた「夜会工場VOL.1」では、今までに公演した「夜会」を振り返った、中島みゆきのMCもあり、主に「夜会」で歌われた歌を中心にしたステージだったようです。
これから4年ぶりに開催されるVOL.2の公演は、どんなものになるのか、興味津々ですね。
同じように「夜会」を振り返るステージになるのか、はたしてどんなステージになるのか。
謎のベールに包まれた「夜会工場」も、毎回、抽選当落でチケット販売になり、即完売となってしまいます。今回の「夜会工場」VOL.2も期待していいでしょう!
「夜会工場」って、中島みゆきひとりだけの舞台?
共演者がいます
今回の「夜会工場」vol.2には、共演者が4人います。
中村中(なかむらあたる)、2006年「トモダチの歌」がヒットし、戸籍上は男性の女優、シンガーソングライターです。2014年「夜会」VOL.18「橋の下のアルカディア」に出演し、近年では舞台を中心に、ライブ活動でも活躍されています。
ほか共演者は、宝塚歌劇団出身、「夜会」VOL.10、17に出演した、上野葉子(うえのはこ)、同じく、宝塚歌劇団出身、「夜会」の常連メンバーの香坂千晶、「夜会」VOL.18「橋の下のアルカディア」に出演した元ロックバンドThe kaleidoscope(ザ・カレイドスコープ)のボーカルギターで活躍した、石田匠です。
共演者の方々はみな、歌唱力のあるステキな人たちです。どんな舞台になるのか、楽しみですね!