幸せと愛に溢れた名曲
最後のオリジナルアルバム「JOKER」収録曲
今回ご紹介するのはJanne Da Arcの【I'm so Happy】。
六枚目のアルバム「JOKER」の収録曲です。
惜しくもJanne Da Arcの最後のアルバムとなってしまった「JOKER」。
その中でも【I'm so Happy】は高い人気を集める名曲となっています。
ファンにとっても思い出深い楽曲のひとつではないでしょうか。
最高のラブソング
君を抱き寄せて 夢の続きを見よう
つないだ手がやけにうれしくて
ふとした仕草がただキレイに見えて
優しくKISSをした
出典: I'm so Happy/作詞:yasu 作曲:yasu
【I'm so Happy】に描かれていくのは眩しいほど愛に満ち溢れた世界。
心弾むリズムと明るく躍動的なバンド体。
そしてキャッチーかつ美しいメロディラインで人を愛する喜びが切ないほど純粋に綴られていきます。
冒頭の歌詞では恋人同士の自然な触れ合いからも幸せが強く感じられますね。
主人公は彼女に夢中なのでしょう。
それは盲目的な恋ではなく彼女のことを心から愛していることがわかります。
聴いているだけで幸せのおすそ分けをしてくれるような【I'm so Happy】。
優しい“キス”からはじまる歌詞の内容を覗いていきましょう。
いつでも二人で
二人で過ごしてきた日々
あの太陽が沈む前に 君を迎えに行くから
涙に似た雨の向こうに 裸足のままで歩いていく
ただ二人で朝を待ちながら 夜のとばり肩寄せ合い
君との時間は流れ星 余計に君を眩しく写すよ
出典: I'm so Happy/作詞:yasu 作曲:yasu
美しい言葉で情景と共に描かれるのは二人が過ごしてきた時間でしょうか。
“裸足のまま”という表現は主人公がありのままの姿で彼女を愛している想いが窺えるようです。
生きていれば辛く悲しい夜を経験したこともあるでしょう。
そんな夜も二人で寄り添って乗り越えてきたのかもしれません。
二人でならなにがあっても大丈夫。
彼女と過ごす時間には魔法がかけられているようです。
たとえ辛いことがあっても彼女と一緒にいれば時間はすぐに過ぎ去っていきます。
好きな人と一緒に過ごす時間はとても短く感じるものです。
“流れ星”のように一瞬に感じるからこそ彼女の姿を目に焼き付けたい。
そしてその星の放つ煌きのようにより一層彼女を美しく輝かしい存在に主人公は感じているのです。
もっと幸せな“奇跡”を
奇跡でも 君と逢えた事は夢じゃない
二人で 明日起こる奇跡を探したい
君がいるだけで どんなたわいない事でも
震えるほど喜び感じて
テレて言えなかった言葉が次々と
幸せ連れてくる
出典: I'm so Happy/作詞:yasu 作曲:yasu
こんなに満ち足りた幸せな気分でいられること。
そんな気分にさせてくれる彼女に巡り合えたことは“奇跡”とも呼べるかもしれません。
“夢”のように感じることもあるでしょう。
しかし主人公はいまある幸せを噛みしめながらも、二人でもっと幸せな“奇跡”を求めているのです。
それは大きな出来事ばかりではないのでしょう。
日常のほんの些細な出来事、少しの喜びすらも大きな幸せに変える力を二人はもう持っています。
きっとそれは他ならぬ愛の力。
どんなことでも一緒に共有できる彼女の存在が主人公や二人の未来を創っていくのです。
たまにはケンカもして
愛が深まるきっかけ
待ち合わせに遅れていく度 少し君はしかめ面
でもたまにはケンカもいいよ 今よりも好きになるだけだから
出典: I'm so Happy/作詞:yasu 作曲:yasu