ボーカル桜井さんもあまり気に入っている曲ではない

【Mr.Children/everybody goes】ミスチルらしくないとされる歌詞の意味を解説!の画像

everybody goes~秩序のない現代にドロップキック~』は、1994年発売の7thシングル

タイトルが長いので、以下『everybody goes』と省略させていただきます。

この曲、発売当初はミスチルらしくない」と言われていました。

実はボーカルの桜井和寿さんも、あまり気に入っている曲ではないのだそうです。

ミスチルの印象を変えた曲

everybody goes~秩序のない現代にドロップキック~』をライブ動画でチェックしてみましょう。

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『everybody goes』は、歌詞がけっこう攻撃的。

この曲が「ミスチルらしくない」と言われる所以は、恐らく歌詞に理由があるのでしょう。

気になる歌詞については後ほど紹介します。

この曲が発売されるまでのミスチルは、鋭くも繊細な歌詞の曲が印象的でした。

innocent world』『Tomorrow never knows』など。

切なさを抱えながらも明日を力強く生きていく。

『everybody goes』は、そんなミスチルの印象を大きく変える曲でした。

『everybody goes』発売以前のミスチル

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『everybody goes』の歌詞に迫る前に、この曲以前に発売された曲について見ていきましょう。

『everybody goes』の歌詞が何故ミスチルらしくないのか?

それは、『innocent world』と『Tomorrow never knows』を聴くと分かると思います。

『innocent world』

『everybody goes』と同じ年、1994年に発売された4thシングル『innocent world』。

ミスチルはこの曲で初めてオリコンチャート1位を獲得しました。

ミスチルが世間に知れ渡るきっかけとなった曲なんですね。

曲を聴けば分かる通り、切ない失恋ソング

しかし切ないだけでなく、どこか希望を感じさせてくれる歌詞です。

『Tomorrow never knows』

この『Tomorrow never knows』も『everybody goes』と同じ、1994年に発売されました。

ちなみに『everybody goes』は、この曲の僅か1か月後に発売されています。

『Tomorrow never knows』は、オリコン歴代シングルランキングで8位を獲得。(2018年現在)

ミスチルで最大のヒット曲と言われています。

発売から20年以上経ちますが、誰もが一度は耳にしたことがあるのでは?

歌詞を見ると、時の無常さや過去の自分への後悔、世の中の残酷さなどが綴られています。

それでも明日に向かって手を伸ばそうとするのは、足掻きでもあり、前進でもあり……。

若者であるが故に感じるもどかしさや葛藤が、当時多くの人の共感を呼びました。

1番の歌詞

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冒頭から切実な歌詞