45枚目のシングル

今回紹介する歌はDREAMS COME TRUEの45枚目のシングル曲「その先へ」です。

前作のシングルから7ヶ月ぶりのシングルとなっており、初回限定版はサンキュ.プライスとなっていて、999円で販売され話題になりました。

あ!初回限定版なので、今は定価1260円ですよ!

今回の曲はロックバンドのFUZZY CONTROLも参加していて、正しくはDREAMS COME TRUE feat. FUZZY CONTROLがアーティスト名となっています。

ドラマの主題歌にもなった!

【その先へ/DREAMS COME TRUE】気になる歌詞の意味を徹底解釈!紅白歌唱曲♪PVあり!の画像

「その先へ」はドラマ主題歌にもなっています。

救命病棟24時の第4シリーズの主題歌として使用されました。

このドラマは救命救急センターを舞台にしたドラマで第4シリーズでは医療不足などの現実的な問題をテーマにしていました。

ちなみに、救命病棟24時の主題歌は全シリーズを通してDREAMS COME TRUEが務めています。

ドラマを見てこの曲のことを知った方も多いのではないでしょうか。

紅白歌合戦にも出場!

DREAMS COME TRUEは「その先へ」で紅白歌合戦にも出場しています。

ただ、出場しただけではなく、DREAMS COME TRUE初の紅組でのトリを務めました。

残念ながら、この年の優勝は逃してしまい、白組の連勝記録がまた、更新されました。

紅白では、サービスとして歌詞の最後の『先へ』を『来年へ』と変えて歌ってくれました。

もちろん、この来年へと歌詞を変えたのはこの紅白が初です!

「その先へ」の歌詞を徹底解釈!

【その先へ/DREAMS COME TRUE】気になる歌詞の意味を徹底解釈!紅白歌唱曲♪PVあり!の画像

それではここからは「その先へ」の歌詞を徹底解釈していきましょう。

「その先へ」の歌詞は傷ついても、怖くても先へ先へと向かおうと思わせてくれる歌詞です。

歌詞にも、様々な葛藤が書かれています。

現在何か悩みや葛藤がある方に聞いて欲しい歌詞となっています。

眠れない夜をもう何度も やりすごしたはずだろう?
悲しみの海を 溺れながら ここまで来たはずだろう?
だからこそ その先へ

出典: その先へ/作詞:吉田美和 作曲:中村正人 吉田美和 鎌田樹音

眠れない夜を何度もやり過ごした人というのは読者の中にも多いのではないでしょうか。

筆者にも経験があります。

不安だったかり、悲しかったり、悔しかったり色んなネガティブな感情が眠りを妨げます。

寝不足になりますし、体調も崩すし、良いことはありません。

次に、悲しみの海を溺れながらというのは悲しみでもがき苦しむということでしょうか。

悲しみに溺れると周りも見えなくなりますし、息がしにくいです。

だからこそ、前に進むのかもしれませんね。

この現状から抜け出すために、より良い未来へ向かうために、苦しくても先へ進むのです!

未来がわからないからこそ先へ!

もう傷つきたくはないよ 正直 今も思っている
どれだけばかなんだろって 自分を嘲笑(わら)って

行き場のない思い また抱えても
「愛」なんて見えもしないもの求めるの

泣いて泣いて泣いた日も なんとか持ちこたえたはずだろう?
出口の見えない暗闇さえ 歩いて来たはずだろう?
だからこそ

その先へ

出典: その先へ/作詞:吉田美和 作曲:中村正人 吉田美和 鎌田樹音

どれだけポジティブになっても、前へ進もうと自分を奮い立たせても傷つきたくないと思うのは誰にでもあると思います。

自分で自分を嘲笑いながら、それでも先へ向かって行きます。

傷ついても良い、平気だなんて人はいないんじゃないでしょうか?

それでも、先へ進むのは勇気のある行動だと思います。

愛なんて見えもしない、叶わなければ行き場のないものを人は抱えてしまいます。

愛することだって傷つくかもしれない。リスクなのかもしれないのにです。

 毎日、毎日、泣いた日を耐えて、ここまで生きてきた人もいるのではないでしょうか。

そんな人に向けた歌詞なのかもしれませんね。

未来は出口の見えない洞窟のようなものです。

だからこそ その先へというのは、見えなからこそ、向かうんだ!ということかもしれませんね。

嫌な未来かもしれませんが、良い未来かもしれません。

進んでみなくてはわからないからこそ、進むのです!

苦い思いを知ったから本当しかいらない!

息潜めてても 時間は経ってく 怖がってるうちに
どれだけばかなんだろって 自分をまた嘲笑(わら)って

行き場のない苦い思い 知ったから
今はもう 本当の「愛」しか 要らない

出典: その先へ/作詞:吉田美和 作曲:中村正人 吉田美和 鎌田樹音

怖いからと言ってじっとしていても時間だけが過ぎて行き何も変わりません。

この最初の歌詞はそのことを歌っているのではないでしょうか。

そんな時間を無駄にしてしまったことについて、自分で自分をバカだと嘲笑っています。

行き場のない辛い思いを知ってしまったから、偽物の愛は要らないと言います。

筆者も読者の皆さんも偽物の「愛」はいりませんよね?

それでも、寂しさから求めてしまう人もいるのかもしれませんね。

辛い日々を乗り切ったから・・・

眠れない夜を もう何度も 乗りきったはずだから
悲しみの海を でもなんとか 泳いできたはずだから

何も起こらないように願って 誰とも関わりたくなくて
でもそんな日々を過ごす為に ここまで来た訳じゃない

出典: その先へ/作詞:吉田美和 作曲:中村正人 吉田美和 鎌田樹音