backnumber「幸せ」が切なすぎる！彼の幸せを一番に想う女性の心境と歌詞の意味を紐解く

一番聞きたくない話というのは言わずもがな「彼の恋愛話」でしょう。

まるで恋愛ドラマのワンシーンにも出てきそうな情景ですね。

彼のことを責めるわけではありませんが、まわりからしたら「空気読め」と彼に言いたくなるでしょうね。

しかしこの女性はそんな話聞きたくないなんて絶対に言えないでしょう。

その理由として歌われているフレーズが「あなたに会えなくなるよりはまだ少しだけましだから」になります。

辛い、胸が苦しい、でも今は気持ちを伝えてあなたに会えなくなるほうが耐えられない。

経験がある方は痛いくらいに共感できる内容なのではないでしょうか？

健気な女性の心情が鮮明に伝わってきます。

ただ好きな人に自分の髪型を褒めてもらうだけで幸せを感じられるんですよね。

好きな人の悪口なんて聞いたら、普通は自分にもチャンスがあるかもしれないと思ってしまうもの。

しかし彼女はそうではありません。

彼のことが心から好きであることがよく分かります。

ここで2番のサビですが、もう一度サビの歌詞を読むことで信憑性が増します。

綺麗事ではなく心からそう感じているということがより伝わってきて切なくなりますね。

人を一度好きになってしまったら、その人を嫌いになることのほうが好きになる以上にエネルギーを使うと言われています。

好きになっても叶わない恋だと知っていたならどこかで手は打てなかっただろうかと考えてしまう女性。

人を好き人なってしまったらその気持ちは止めることもできません。

自分自身と向き合って「私が望んで恋した」と考えることができるこの女性はすごく大人ですね。

好きになったことを悔やむわけではなく、好きになった事、その気持ちを大事にしたいと思える。

最後に「本当だよ」とつぶやくような歌詞が涙を誘います。

会いたいのにただ横にいるだけで辛いのは、彼に好きな人ができてしまったから。

本当は自分に振り向いてくれたらいいのに、自分のほうが先に好きになったのに。

主人公の女性の気持ちが溢れてどうしようもない本心が垣間見えます。