中島美嘉というアーティストについて
デビューまで
鹿児島出身の中島美嘉は中学校を卒業後、アルバイトをしながらモデルのオーディションを受け続けていました。
福岡でモデルの仕事をしながらも、もうひとつの夢だった歌手になることも諦めてはいませんでした。
そこで1本のデモテープをソニー・レコードに送ります。
デビューは意外にも・・・
中島美嘉の声が気に入ったソニー・レコードのスタッフによって『SD SINGERS REVIEW』というボーカルオーディションに出場。
見事合格を果たします。
また、テレビドラマのオーディションには3,000人を抑えてヒロイン役を獲得します。
これが2001年10月にオンエアされた『傷だらけのラブソング』です。翌11月にその時の主題歌『STARS』で歌手デビュー。
なので、デビューとしては歌手ではなく、女優としてのデビューのほうが早かったということになりますね。
女優として代表的な作品はやっぱり・・・
中島美嘉はアーティストとしてはもちろんのこと、女優としてもその演技力を評価されています。
代表的な作品としてまず挙げられるのが『NANA』。
これは2005年に公開された矢沢あいの人気漫画を映画化した作品で、W主演で宮崎あおいも出演しています。
この映画は記録的な大ヒットになった作品で、日本のみならず台湾や香港でも初登場1位になるなど話題を呼んだ映画でした。
最終的に日本だけでも観客動員数は300万人を超え、社会現象にもなるほどの人気ぶりでした。
筆者は残念ながらリアルタイムではなかったのですが、のちに観る機会がありまして。原作からのファンでしたが、そのオリジナルを裏切らない配役のマッチングと演技力で、さらにもう一度観ました。(笑)
中島美嘉演じるナナはVivienne Westwoodが好きで、上から下までヴィヴィアン一色みたいなファッションでしたが、そういえばこの時はヴィヴィアンを身に着けている人、電車などでよく見かけました。
特にシューズに特徴があるのですぐにわかるのですが、転ばず歩けるのはスゴイ!とひそかに感心していました。
話が大胆にそれていきましたが、本題の『明日世界が終わるなら』についていよいよご紹介していきましょう。
『明日世界が終わるなら』楽曲情報
リリース
日本版主題歌に起用
『明日世界が終わるなら』はミラ・ジョヴォヴィッチ主演の人気映画『バイオハザード』シリーズの『バイオハザードV リトリビューション』の日本版主題歌として起用されています。
タレントのローラがハリウッドデビューしたのもこの『バイオハザード』シリーズでした。
ホラー映画史でゾンビものは数多く存在し、このバイオハザードはゲームを映画化したものですが、まあこのゲームのシナリオライターはよく考えたなぁ、という感じです。
アンブレラ社という国を代表する製薬会社が密かに研究していた「T-ウィルス」。
生体兵器の研究用として開発されたこのウイルスを人間の体内に取り込むとゾンビ化するというシロモノです。
それにしても今試しに「T-ウイルス」を検索してみたらちゃんとWikipediaに出てくるんですね!
中島美嘉まさかのゾンビ化?!
実は主題歌に起用された「バイオハザードV リトリビューション」に中島美嘉がゾンビ役として出演しています。
あんなに美しい顔なのに口から何か得体の知れない何かが飛び出していました。もう、その表情が怖すぎ、夢に出てきそう。(怖)
どうもゾンビの中でもボスキャラ的な位置にいる役を演じたようです。
ちなみに中島がアンデッド役でバイオハザードに出演したのはこれが2回目。もはやゾンビ役は慣れたもの?!