【UNIONE/リバイブ】歌詞を徹底解釈！「復活」が意味するものとは一体…？人気アニメ映画主題歌

「リバイブ」は5人組男性ボーカリスト「UNIONE（ユニオネ）」の7枚目のシングル。

しっとりと穏やかな曲調と、優しい歌声が心に染みわたる曲ですね！

「リバイブ」は英語で「Revive」と書き、「復活」や「生き返る」を意味する単語。

MVでも、事故死や病死したUNIONEのメンバーがゾンビになって生き返る物語が展開されています。

しかし、この「復活」は何を指しているのでしょうか。

それには、主題歌として起用されたアニメ映画のこともお話ししておきましょう。

「リバイブ」は映画「コードギアス　復活のルルーシュ」の主題歌としてタイアップされました。

この作品は、人気アニメシリーズ「コードギアス　反逆のルルーシュ」のその後を描いた物語です。

お話を知らない方のために、これまでの「コードギアス　反逆のルルーシュ」のあらすじを紹介しましょう。

「コードギアス」は、「神聖ブリタニア帝国」という超大国が存在する世界が舞台のお話です。

「ブリタニア帝国」の王子・ルルーシュは、母親と妹を不幸にした自分の国を恨んでいました。

そんな時、彼は謎の少女「C.C（シーツー）」から「ギアス」という特殊な能力を授かります。

ルルーシュはギアスを使ってブリタニアを倒すため、「ゼロ」として暗躍を始めるのでした。

彼は幼馴染の親友・スザクと対立しながらも、ブリタニアを倒して妹のナナリーが幸せになる世界を目指します。

最後独裁者となり世界を敵に回したルルーシュは、ゼロの格好をしたスザクに刺殺されることに…。

その後を描いた「復活のルルーシュ」は偽物でも異次元でもない、死んだ筈のルルーシュ本人が登場します。

一体どういうことなのか…是非真相は映画で確かめてみてくださいね。

「リバイブ」の歌詞はMVから「死からの復活」という連想をしてしまいますが、そうではありません。

確かに「夜」って、古くから「死」を連想させたりネガティブな連想を引き起こす象徴だったりしました。

そんな時、親愛なる人の励ましの声が聞こえてきます。

つまり、この「夜」というのはあの世とか冥界とかそういうものではない。

「困難に立たされている状況」を意味しているのでしょう。

夢に向かって歩んでいる間も、打ちひしがれている間もいつの間にか色々なものを失っている。

それは人生という貴重な時間であったり、お金であったり、人間関係であったり…人によって様々でしょう。

あまりにも大事なものを失っていたことに気付いた時、怖くなって腰が抜けることもあります。

そうだったとしても、この曲の主人公は這い上がらなくてはなりません。

何故なら、「君」という相手と約束をしたから。

「コードギアス」でルルーシュとC.C.が交わした約束のように思えます。

「約束」こそが「復活のルルーシュ」のカギ。

この「君」が先程励ましの声をかけてくれた張本人なのかもしれません。

歌詞の主人公がルルーシュなのだとしたら、「君」はC.C.なのでしょう。

どんなに挫折しても、それまで頑張ってきた中で手に入ったものは沢山あります。

諦めてしまったら、その瞬間今まで手に入れたものが全て無駄になってしまうでしょう。

それなら、選択肢は一つしかない。

要するに「復活する」ということなのです。

色々な人から応援してもらったこと、そして寄せられた期待が活力になる。

もちろん、「君」との約束だってその一つ。

それらをエネルギーにして、復活という名の夜明けが見えてくるのです。