「わたし鏡」の深い意味に迫る!
安田章大さんが作詞・作曲をした曲の中でも、最も印象深いといわれているのが「わたし鏡」です。
タイトルを見ただけでも「深い!」と思ってしまいそうですが、いったいどんな意味が込められているのか、歌詞を見てみましょう。
届け愛言葉
あなたに愛言葉届くかな?思い浮かべてわたし
照れ笑い
出典: わたし鏡/作詞:安田章大 作曲:安田章大
「愛しています!」その一言が言えたら、相手に届けばいいのにと思っても、なかなか届かないことってありますよね。
そんな風に考えて、届いた時のことを考えて、私は一人照れ笑いをするのです。
会えない日もあなたを思う
遠く離れた街にいるあなただから
逢えない夜はお月様眺めて
胸いっぱいに強く おまじないするの 逢いたいよって
赤い糸舞い降りてきて 小指に巻き付けてみるの
出典: わたし鏡/作詞:安田章大 作曲:安田章大
遠距離恋愛中の彼がいるのでしょう。彼のことを思うたびに胸が苦しくなって、切なくなって、それでも同じ月夜の下にいるからと祈りをささげるのです。
逢いたいと願えば赤い糸が舞い降りてきてくれるので、それをひっそりと小指に巻き付けて眺めるのです。
一人歩く夜道も
わたし
逢えない毎日で募る愛と
逢えたトキの嬉しすぎる愛を
今宵も感じ
鼻歌交じりで帰る月夜 ヒトリ道
I for you
出典: わたし鏡/作詞:安田章大 作曲:安田章大
たとえ逢えなくても思いが募れば愛を感じることができ、募った愛をこめた私があなたに逢えば、より愛は深く大きくなると感じることができます。
月満ちれば膨らんでいく愛を感じ、鼻歌なんか歌いながら一人でこの月夜に照らされた道を歩くのです。
あなたの声を聴くだけで
ヒトリで弱ってやな想像ばかりしちゃって
不安になるのも事実なの
愛を確かめたくて 夜中に電話したね
そんなわたしを受話器ごしに優しく抱いてくれた
瞳涙零れてく
出典: わたし鏡/作詞:安田章大 作曲:安田章大
遠く離れているからこそ、逢えない日が続くと不安が募っていくものです。愛ばかりが募るわけではありませんね。
そんな時に、時間も関係なく電話をしても、彼はその声で私を優しく抱きしめてくれるのです。
彼の優しさが痛いほどに伝わるから、私は一人涙をこぼすのです。
寂しさが募る夜
わたし辛くて溜まって流した涙と
幸せ溢れて零れた涙を
今宵も感じ
鼻声交じりで話す月夜 ヒトリ部屋
I miss you
出典: わたし鏡/作詞:安田章大 作曲:安田章大
逢えない時間が長くなるほど寂しさが募って、涙があふれてきます。
幸せを感じるとそれだけで心が満たされて、涙が溢れてきます。
そんな2つの対照的な涙を今夜も感じて、涙のために鼻声になってしまった自分を感じながらあなたと話すのです。
待っててほしい
照らし出された月夜道
二人だけが歩ける道
辿り着けるかな?待っててくれるかな?
早る思い足音に乗せて奏でるわ
出典: わたし鏡/作詞:安田章大 作曲:安田章大