ワイヤレスヘッドホンはここが違う!
ワイヤレスヘッドホンと優先のヘッドホンを比べると明らかな違いは「使い勝手」です。
具体的には「ケーブルの煩わしさから解放される」という点が最大の魅力。
そして、メモリ機能搭載の製品では「ヘッドホンを装着だけで好きな音楽をいつでもどこでもきける」という手軽さも魅力の1つです。
コスパで選ぶときの注意点
ワイヤレスヘッドホンは、高価で高機能な製品からリーズナブルな価格で限定された機能の製品までさまざま。
高価なものでは、5万円を超えるものから、低価格のもでは2千円台に収まるものと幅もあります。
このような価格に幅がある中での売れ筋の製品は3千円以上から2万円台。
予算にもよりますが、その中でも機能やクオリティも備わったブランド製品がおすすめです!
しかし、コスパ重視でワイヤレスヘッドホンを選ぶときには注意ポイントもありますのでご説明しましょう。
音質の確認を忘れずに!
コスパのよい製品でも「安かろう悪かろう」という結果では意味がありません。
そのため、購入する前にヘッドホンの顏と言える「音質」をきちんと確認してから選ぶことが重要です。
中には「それではお店に出向いて視聴しないと確認できないのでは?」という人もいることでしょう。
実は、ある情報を確認するとその手間を省いてネットでも安心して選ぶことができるのです!
次章で詳しくご紹介しましょう。
音質の確認は4つのポイントをチェックしよう!
製品情報から音質を確認できるポイントが4つあるのでご紹介します。
一方で、これらの情報記載方法には明確な規制がありません。
メーカーやブランドごとに表記内容が「実際に聞こえる音域」や「機器で測定した値」など差があることも理解してください。
表記は、製品の比較に役立つ目安と押さえておくとよいでしょう。
詳細な製品情報が見つからない場合では、製品の公式ホームページを参考にするのがおすすめです。
「出力音圧レベル/能率/感度」について
これは「1mWの音を入力したときにヘッドホンから出る再生音の強さを表す値」を示します。
表示では、「dB/mW」の単位で示される値を確認してください。
同じボリュームの場合では、この数値が大きいほど「大きな音量を得られる」という意味です。
「再生周波数帯域」について
これは「音の広さ」を示します。表示では、「Hz」の単位で示される値を確認してください。
例えば「20Hz-20,000Hz」のように音の幅が示され、小さい数値が「低い音」を大きい数値が「高い音」を意味します。
高音について「40,000Hz以上」では「ハイレゾ対応」という表示がされます。
それだけ幅の広い音を出せるという意味です。
「インピーダンス」について
これは「電気抵抗の大きさ」を示します。
表示では、「Ω(オーム)」の単位で示される値を確認してください。
音は「この数値が小さいほど、ヘッドホンから大きな音が発生」しますが、ノイズが出やすいのが欠点。
逆に「この数値が大きいほど、ヘッドホンからの音は小さく」なるため音量を大きく調整する必要があります。
しかし、ノイズが抑えられクリアな音質となるのが特徴です。
目安としては、20Ω前後を目安に選ぶのがおすすめ。
「スピーカーの大きさ」について
スピーカー径(スピーカーの大きさ)は、音の迫力に影響を与えます。
径が大きいほど迫力のある音になることを覚えておきましょう。
「ノイズキャンセリング機能」もチェックしよう!
ノイズキャンセリング機能とは、騒音だけを聞こえなくするシステムのこと。
ヘッドホンのマイクから周囲の騒音を感知してそれを打ち消す音をヘッドホンから流す仕組みです。
別名「デジタル耳栓」とよばれることもあります。
この機能により、人ごみの中やエンジン音の大きい飛行機の中でも騒音を消すことが可能。
ききたい音だけをクリアにきくことができるのです。
よりクリアな音を楽しみたい人はこの「ノイズキャンセリング機能」を備えるワイヤレスヘッドホンを選ぶとよいでしょう。