「はなればなれ」はどんな楽曲?

【アイビーカラー/はなればなれ】歌詞の意味を解説!駅のホームで大切な人を見送る別れに泣ける…!の画像

今回ご紹介するのはアイビーカラーの「はなればなれ」という楽曲です。

2018年8月1日にリリースされたアルバム「弾けた恋、解けた魔法」に収録。

この楽曲で歌われているのは、上京する際に離れ離れになってしまった女性への想いです。

楽曲では2人の思い出を辿りながら、離れてから気が付いた「相手の大切さ」を言葉にしていく展開となっています。

近くにいる間は何とも思っていなかったのに、失ってからその重要性に気がつく…。

そんな経験をしたことはありますか?

ぜひ、皆様のパートナーや親しい人を想像してこの楽曲を聞いてみてください。

爽やかなMVをチェック

2018年9月21日にYouTubeに公開された「はなればなれ」のMV

映像には地元の様子や見送ったプラットホームと思われる光景が映し出されています。

そして、心をこめて歌唱する表情から、歌詞に込められた想いがとても伝わるのも魅力。

それではMVを見てみましょう!

自然豊かな農道を歩きながら歌っているボーカルの佐竹惇。

青空と溢れんばかりの緑が素敵ですね。

これは彼の故郷なのでしょうか?

そして時折、歌詞で歌われている別れのシーンを想像させるプラットホームの映像が流れます。

歌詞で電車が出発する際のやりとりがあり、記憶をリアルに表現している印象です。

それでは歌詞も見ていきましょう!

彼女との思い出を回想

今もなお鮮明に思い出す

今でも笑ってしまいそうな
今でも泣いてしまいそうな
思い出は消えていく
向かい風に乗って

出典: はなればなれ/作詞:佐竹惇 作曲:佐竹惇

過去の記憶を回想する場面から曲は始まります。

今でも鮮明に思い出せるほど素敵な思い出たち。

それでも、過去の記憶はいつの間にか記憶の奥底へ埋もれていってしまいますね。

時間が経てば、思い出の存在も忘れて目の前の出来事に夢中になっていくのではないでしょうか?

ところが、ふとしたタイミングで蘇ることがあります。

このフレーズは忘れ去っていた思い出を徐々に思い返している場面なのでしょう。

甘酸っぱい恋心

君とベンチで腰掛けて 僕が教えたCコード
届かない指に触れて 目と目が合ったあの日

出典: はなればなれ/作詞:佐竹惇 作曲:佐竹惇

主人公が思い返していたのは甘酸っぱい恋の経験。

女性にギターのコードの押さえ方を教えていたようです。

ギターを弾いた経験のある人は、特に想像しやすい場面だと思います。

最初はどのコードを押さえるにも苦労して、上手に和音が鳴らせないですね。

女性もなかなか綺麗にコードが押さえられず、主人公が手を添えて補助してあげたようです。

ギターを教えるため」に隣に座っていた。

「コードを押さえるため」に手に触れた。

でも歌詞からは単にそれだけではないのが読み取れますね。

楽しい時間を共有しつつも、お互いドキドキして惹かれ合っている印象を受けます。

素敵な思い出です♪

プラットホームでの別れのシーン

彼女の複雑な心情

東京行きの電車は 少しだけ出発を遅らせている
今日旅立つ君に僕は 口を閉ざしたまま

出典: はなればなれ/作詞:佐竹惇 作曲:佐竹惇