『amen』における「祈り」とは?
「amen」という言葉は、基本的にはキリスト教における「祈り」を指します。
本来はヘブライ語で用いられており、「まことにそうです」といった同意を表す言葉です。
このため「amen」は祈りの代名詞ではありますが、米津玄師の『amen』ではさまざまな種類の「祈り」が見えます。
そして気になるのは、この祈りが誰へ向けたものなのか。
サビ部分では「ママ パパ」へ問いかけるような祈りですが、最後の歌詞を見て取るように自身の物語を終わらせています。
ここから考えられる祈りの対象は、亡霊若しくはその先にいる高貴な存在なのかもしれません。
だからこそ歌詞に載せなかった「amen」と、見えざる存在の亡霊を掛け合わせて印象を強めたかったのかもしれませんね。
まとめ
もはや哲学を語っているのではないかという気持ちにさせてくれる、米津玄師の『amen』。
聞けば聞くほど魅力を増していくナンバーは、日本の数ある楽曲の中でも貴重な存在なのではないでしょうか。
これを機会に、米津玄師が表現するミステリアスな世界に浸ってみるのもいいですね。
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