ポルノグラフィティ「ヒトリノ夜」
2000年リリース
「ヒトリノ夜」は2000年1月26日にリリースされたポルノグラフィティの2枚目のシングルです。
アップテンポでかっこいいロック調の楽曲になっていて、歌詞やメロディーは変化していますがインディーズの時から演奏されていました。
そして、元々デビューシングルとして発表される予定でしたが、インパクトの強さという面で1枚目のシングル「アポロ」に負け、2枚目のシングルとしてリリースされたそうです。
またオリコン週間チャートでは12位、2000年度の年間チャートでは103位を記録し、登場回数も11回を数えるなど、2枚目のシングルにしては大健闘のセールスとなりましたが、ポルノグラフィティのCDとしては、この楽曲のみがオリコンチャート10位以内に入ることができませんでした。
またライブツアーで演奏されることが少なく、ファンにとっては幻の1曲になっています。
さらに2006年には12cmマキシシングル盤として再びリリースされました。
アルバム「ロマンチスト・エゴイスト」に収録
また「ヒトリノ夜」は2000年3月8日にリリースされたポルノグラフィティの1枚目のアルバムである「ロマンチスト・エゴイスト」の3曲目に収録されました。
収録されている曲はインディーズ時代に制作されたものが多く、実質インディーズ楽曲のベスト盤のような位置付けになっています。
またオリコン週間チャートは4位、2000年度の年間チャートでは53位を記録し、登場回数は42回を数え、ポルノグラフィティがデビューから快調な滑り出しをしたことが窺える1枚になりました。
ミュージックビデオ
さらに「ヒトリノ夜」はミュージックビデオが制作されています。
その内容は、白黒で表現された世界観の中で、時折、生と死を連想させるような映像に仕上がっています。
アニメ主題歌に起用♪
アニメ「GTO」
アニメ「GTO」とは藤沢とおるによって描かれた『週刊少年マガジン』で連載されていた漫画を原作としたテレビアニメです。
その内容は、元暴走族の鬼塚英吉が中学校教師となり、その破天荒な性格で学園内に潜む様々な問題に真っ向から立ち向かっていく豪快なストーリーになっています。
過激な表現も多いですが、そのまっすぐな鬼塚英吉のキャラクター性やギャグセンスから人気となり、1999年から1年強の間、フジテレビ系列でアニメ化されました。
しかし、当時、原作はまだ進行中だったため、原作の途中までのエピソードをなぞり、最終回はアニメ版のオリジナルエピソードとして締めくくられました。
オープニングテーマに起用
そして、そんなアニメ「GTO」のオープニングテーマに「ヒトリノ夜」は起用されました。
これはポルノグラフィティにとって、初めてのアニメタイアップソングとなりました。
タイアップとなったことでオリコンだけでなく、アニメソングを取り上げる「SOMETHING DREAMS マルチメディアカウントダウン」のチャートにも登場し、初登場5位を記録しました。
またそこから4週連続でチャートインしたことで、今までと違った層にもポルノグラフィティの音楽が届くことになりました。
「ヒトリノ夜」の歌詞を紐解く
それではそんな「ヒトリノ夜」の歌詞を見ていきましょう。
100万人のために唄われたラブソングなんかに
僕はカンタンに想いを重ねたりはしない
「恋セヨ」と責める この街の基本構造は
イージーラブ! イージーカム! イージーゴー!
出典: https://twitter.com/pornoalltime/status/923144753922764800