二人の想い出だけが会えない時間を乗り越える拠り所です。
優しい声で喜ばせてくれる相手の言葉をいつまでも思い返します。
次に会う日を待ち遠しくしている愛らしい姿が想像できますね。
それでも二人はやっぱり簡単には会えない距離にいて、そばにいてほしいのに会えません。
想い出とともに過ごしながら会える日を楽しみにすることしかできないのです。
遠距離恋愛経験者が共感ができる、どうしようもない無情な夜をこの部分で描いています。
何気ないあたりまえな日常こそが幸福
くだらないことにずっと
幸せを感じてたきっと
特別じゃない日々をもっと
二人でただ過ごしていたくて
季節が何度変わろうと
隣にいたいよ ねえそれ以上
何もいらないから
出典: 再会(produced by Ayase)/作詞:Ayase 作曲:Ayase
普段から頻繁に会える恋人同士なら海外旅行に行ったりイベントを楽しんだりできます。
しかし、普段から会うことができない恋人同士ならただ会うだけでも「特別な時間」になるのです。
一緒にいてお話して散歩して…そんな何気ない日常に幸福を感じられる二人。
いつまでも二人の世界を大切に生きることができます。
離れているからこそ相手と過ごす日々の大切さに気付くことができるのでしょう。
遠距離恋愛は寂しく難しい恋愛のイメージがありますが、距離が離れることは悪いことばかりではありません。
あたりまえの幸福を「限りない幸福」と捉えることができるのです。
そして特別な相手と過ごす時間をより大切にすることができます。
会えない時間こそが2人の絆を深める
会うことよりも想うことが大切
降りしきる雪が積もるように
遠い町でただあなたを想う
触れ合うことができなくても
変わることなく
出典: 再会(produced by Ayase)/作詞:Ayase 作曲:Ayase
毎日のように会っていると意見が合わなくてケンカをすることもあります。
時々本当に好きなのかわからなくなることもあるかもしれません。
そんな時には一度距離をとって相手への気持ちを再確認すると答えが自然と導かれてきます。
頻繁に会っていると人は相手に対して情が湧きお互いに離れることをためらってしまうのです。
情は必ずしも悪いものではなく必要な感情ですが、だらだらと付き合ってしまうのはいい結果を生みません。
依存の関係ではなく共存の関係性でいられる恋人たちは困難を乗り越えることができます。
お互いにいい刺激を与えられるパートナーとなるのです。
会う回数よりお互いを想うことが大切なのだと考えさせられるサビになっていますね。
信じることしかできない2人の未来
何度だってそう
振り返ればあの日の
あなたの言葉が声が
会いたくなるんだよ
何度だってそう
信じ合えればいつまでも
二人繋がっていられる
出典: 再会(produced by Ayase)/作詞:Ayase 作曲:Ayase
恋愛においてもうダメかもしれない…と思う瞬間が訪れるとその原因を考えてしまいます。
その原因は相手の行動だったり、二人の距離だったり、周りの環境だったりさまざまです。
そういった困難を乗り越えられるかが今後の二人の関係を決めていきます。
ダメになりそうなとき、くじけそうなときに思い返す約束や言葉は困難を乗り越える強い武器になります。
会ったときにお互いの気持ちを言葉にして、未来を約束するのは恋愛を長続きさせる秘訣かもしれません。
信じられない関係には未来はなく、信じられるパートナーとなら困難を乗り越えることができるのです。
春を迎える日まで
希望を持つことで厳しい冬を乗り越えられる
雪明かり照らすこの町にも
いつかは優しい春が芽吹く
ここでまた会えたその時は
涙こぼさないように
冬の終わりを告げる淡雪
そのひとときに願いを乗せる
どんな季節も景色もあなたと
共に同じ場所で感じていたい
出典: 再会(produced by Ayase)/作詞:Ayase 作曲:Ayase
寂しい恋愛を続ける日々にもいつかは終わりが訪れます。
ようやく会えたその日に、今までの寂しさをぶつけることは一切せずに楽しい時間を二人で過ごします。
一生懸命に相手を想う…それが本当の愛情なのかもしれません。
恋している間は自分の気持ちを相手にどう伝えるかが大切です。
その先の二人で愛を育むときは相手の気持ちをどれだけ考えられるかが大切になります。
二人で一緒にいられる未来を夢見て、春の芽吹きを待つ辛抱が遠距離恋愛には必要なのかもしれません。