デビューから40年以上たっても変わらぬ人気を誇る浜田省吾

浜田省吾の人気曲ランキング発表!おすすめカラオケソングは?(歌詞あり)の画像

「ハマショー」の呼び名でも親しまれている浜田省吾

浜田省吾1975年にプロデビューし、1976年のシングル「路地裏の少年」とアルバム「生まれたところを遠く離れて」でソロデビューを果たしました。

それ以降、時代の波にももまれながら、自分らしい音楽を追求し作り上げた音楽は、世代を超えて愛され続けています。

もちろん、それは一般人だけでなく有名なミュージシャンもにも愛されており、尾崎豊福山雅治Mr.Childrenの桜井和寿は浜田省吾に影響を受けたと公言しています。

楽曲の中には、日本や戦争を歌った社会的なものも多く、はっきりとした言葉でストレートに書かれた歌詞がぐっと胸に刺さりますね。

「浜田省吾」か「尾崎豊」か

影響を受けていると公言しているので、当然かもしれませんが浜田省吾尾崎豊の音楽の雰囲気が似ていますよね。

尾崎豊人気絶頂期には、「尾崎派?浜田派?」なんて言われていたものです。

ですが、浜田省吾は尾崎豊に比べてどちらかというと冷静に物事を見つめるタイプといえるでしょう。

浜田省吾は自分の内面をすべてさらけ出し、過激な歌詞で人も自分も攻撃する力を秘めた尾崎豊に比べ、力を正しく使い前へ進んでいくといった感じですね。

浜田省吾の人気曲ランキング

それでは、40年以上歌い続けてきた浜田省吾の楽曲の中で、人気が高いトップ3をご紹介しましょう。

人気曲ということで、もちろんカラオケランキングにも常に上位にいる楽曲たちですね。

第3位:J.BOY

J.BOY
浜田省吾
ソニー・ミュージックレコーズ

人気曲の第3位は、1986年9月4日にリリースされたアルバム「J.BOY」に収録されているタイトル曲「J.BOY」です。

アルバム収録のみでオリジナルバージョンはシングルカットはされていませんが、ファンにも人気が高い浜田省吾の代表作と言える作品ですね。ツアーではほぼ毎回演奏されており、浜田省吾もお気に入りの1曲です。

ちなみにLIVEバージョンは1991年6月8日にシングル化されています。

タイトルの「J.BOY」は「JAPANESE BOY(日本男児)」の略で「未熟な日本」という意味も込められているそうです。

実は「DOWN BY THE MAINSTREET」から「FATHER'S SON」という曲までの主人公がこの少年ともいわれています。

果てしなく続く生存競争 走り疲れ
家庭も仕事も投げ出し 逝った友人
そして おれは心の空白
埋めようと
山のような仕事
抱え込んで凌いでる
J.Boy 頼りなく豊かなこの国に
J.Boy 何を賭け何を夢見よう
J.Boy・・・I'm a J.Boy.

出典: https://twitter.com/yumetqrodad_com/status/774835098982096896

J.Boy 打ち砕け 日常ってやつを
J.Boy 乗り越えろ
もう悲しみってやつを
J.Boy 吹き飛ばせ
その虚しさってやつを

出典: https://twitter.com/Tuzuki0607/status/861339807145836544

1986年に書かれた歌詞ですが、現代の日本にも通じるところがありますよね。

日常に追い掛け回される日本に住んでいる人に向けて「そんなもんぶち壊してしまえ」と力強いメッセージが込められています。

この曲を聴くと、仕事で疲れていてもまた頑張ろう!という気持ちが湧く名曲ですね。

ちなみに、「家庭も仕事も投げ出し逝った友人」というフレーズですが、これは尾崎豊のことを歌っているそうです。尾崎豊の本質を見抜いて、そういった危ない雰囲気を感じ取っていたのかもしれませんね。

第2位:もうひとつの土曜日

The History of Shogo Hamada―Since 1975
浜田省吾, 愛奴
ソニー・ミュージックレコーズ

第2位も「J.BOY」と同じアルバムに収録されている「もうひとつの土曜日」です。

1985年5月22日にリリースされた18thシングル「LONELY-愛という約束事」のカップリングに、シングルバージョンが収録されていますよ。

こちらもシングルカットされていませんが、浜田省吾の代表的な曲で、とても人気の高いバラード曲ですね。

コブクロ中森明菜、世良公則など様々なアーティストによってカバーされています。

昨夜 眠れずに泣いていたんだろう?
彼からの電話 待ち続けて
テーブルの向こうで 君は笑うけど
瞳ふちどる悲しみの影

出典: https://twitter.com/Mina0926_/status/828704429910028288