クリスマスは洋楽で決まり!人気&定番曲10選!

2016年12月19日更新

エレキベースの弾き方基礎知識を練習する前に知っておこう

あるとき、ベースの胸に響く低音に魅せられ、自分でもあの音を出してみたいと初めてエレキベースを手にした。あの魅力的な音を紡ぐ主となるために、本気で練習をしようと誓った。 でもどうやって弾いていいものかわからない... そんなベース初心者のあなたに向けて、練習を始める前に知っておきたい前提知識について解説します。

ベースの構え方

まず最初はベースの基本的な構え方からです。

エレキベースは、エレキギターと見た目は似ていますが、エレキギターと比べてネックが長いという特徴があります。

そのため、構え方やストラップの長さをきちんと調節しておかないと、プレイしているときに思いのほか体に負担がかかることになってしまいます。

そうならないためのポイントをここではいくつか解説していきます。


※この記事では原則、右利きの方を想定して解説していきますので、左利きの方は左右を逆に読み替えて理解してください。

ヘッドをボディより高く

ストラップをつけてベース本体を構えるとき、立った状態で正面から見るとベースのヘッドが、ボディよりも高い位置に来るようにベース本体を水平よりやや斜めに構えます。

エレキベースはネックが長いため、水平に構えるとローポジションを弾くのに腕を大きく伸ばさないといけなくなり、腕に負担がかかってしまいます。

少し斜めに構えてヘッドがより体に近づくようにすると、腕の負担が軽くなります。

手を添えずにストラップだけで楽器を肩から下げるとヘッドが自然に下がってくるような、ヘッドの重いバランスの楽器もありますが、その場合は右手の肘と左手で本体をしっかり支えてヘッドが下がらないようにします。

●ヘッドが高くなるように少し斜めに構える

ストラップの長さ

ストラップはどのくらいの長さがいいか?

特にこうすべきという決まりはありませんが、ストラップの長さが影響してプレイしづらくなってはしょうがないので、まずいちばんに演奏しやすく、腕や肘に負担のかからない長さにしましょう。

たとえばジミーペイジみたいにすごく長くすると、見た目はかっこいいかもしれませんが、右手が伸びきってしまいピッキングがやりにくくなります。

それに、左手もハイポジションでのフィンガリングがスムーズにできなくなるので注意が必要です。

スラップを頻繁に使う人は逆にストラップを短くして、右手を胸の前で構えるような格好を好む傾向があります。

これも、あまり短くし過ぎるとスラップのストロークで上手く力が入らなかったりしますし、ツーフィンガーだと肘と手首をかなり曲げないといけなくなって構えがとても窮屈な感じになってしまいます。

左手も、ハイポジションは押さえやすくなりますが、ローポジションでは手首と肘を大きくひねらないと押さえられないので、腕に負担がかかります。

ストラップの長さを調節するときは必ず立って楽器を構えてみます。

自分の使う奏法をひととおりやってみて弾きづらいところがないか、左手もローポジション、ハイポジションともに押さえてみて上手く押さえられないところがないか、などを入念にチェックして自分がいちばんしっくりくる長さに調節しましょう。

ピッキング

ここでは、弦をはじいて音を出す側である右手の奏法について解説していきます。

ピッキングの種類

ベースを始め弦楽器の多くは、右手の操作によって音を出します。

もちろん左手の押弦によって音を出すテクニックもありますが、ここでは基礎的な知識として右手による代表的な奏法であるツーフィンガー、ピック弾き、スラップについてそれぞれ弾き方を解説していきます。

ツーフィンガー

ベースの奏法ではツーフィンガーが最もオーソドックスな弾き方だと言えるでしょう。

ポップスをはじめジャズやブルーズ、ソウルミュージックなど、あらゆるジャンルで使われる奏法がツーフィンガーです。

ツーフィンガーでプレイすると、ベースの音色が太くて柔らかく暖かい音になります。

弾き方については、これも構え方と同じくプレイヤーによっていろんな個性的なスタイルがありますので、どれが正しいというのは決まっていませんが、一般的には人差し指と中指の二本を交互に使ってプレイします。

楽器によっても弾き方やポジションの取り方が違ったりするので、ここではジャズベースを例に解説していきたいと思います。

右手のポジション

ジャズベースはボディの真ん中にフロントピックアップ、リアピックアップという2つのピックアップがついています。

ネックに近い方をフロントピックアップ、ブリッジに近い方をリアピックアップと呼びます。

このうちフロントピックアップの方に親指を置いて、フロントピックアップとリアピックアップの中間あたりの弦を人差し指と中指で弾くというのが一般的なスタイルです。

●上のフロントピックアップの方に親指を置いて弾く

このポジションで弾くわけですが、ほとんどの人は人差し指と中指という、弾くのに使う2本の指の長さが違っていて、まず人差し指より中指のほうが長いと思います。

普通に肘から先を自然に伸ばして構え、そのまま真っ直ぐ指先を弦に当てると、指先と弦が垂直に当たることになります。

そうすると指の長さが違うせいで人差し指と中指で弦のタッチに大きく差がつき、音量にばらつきが出てきます。

そうならないため、2本の指でタッチのバランスがとれるように手首をやや親指側に倒して構え、指先と弦が垂直よりも斜めに当たるようにします。

要するに、より短い人差し指の方を、中指と同じくらい弦に近づけてあげるわけですね。

●弦と垂直よりも、少し斜めに指を当てて、短い人差し指を弦に近づけてあげる

あるいはフロントピックアップではなく、リアピックアップの方に親指を置いて、もっとブリッジ寄りで弾くということもあります。

出したい音色によって弾くポジションを使い分けるベーシストも多いのですが、弾くポジションがブリッジ寄りになるほど固く締まった音が出るようになります。

ただ、ブリッジ寄りになるほど弦のテンションが高くなるので、しっかり弾かないと上手く音が出せません。

なので初心者のうちはフロントピックアップ側で練習し、慣れてきたらリアピックアップ側でも挑戦するというようにしましょう。

強く弾くことよりもスピードを意識する

構えとポジションが決まったら、いよいよ2本の指で弦を弾くわけですが、力まないでリラックスして弾くようにしましょう。

大きな音や太い音を出すのに強い力で弾くのが良いわけではありません。

もちろん、力の強さによって音量は変化するのですが、より大きい音を出すためには弦を弾く強さよりも指を動かすスピードを速くすることです。

つまり指と弦が触れている時間をできるだけ短くするのです。

スピードが速くなるほど音量も上がります。

フィニッシュの処理 - アポヤンド奏法 -

最後に、弾いたあとの指の処理ですが、弾いた弦のひとつ上の弦に指を当てて止めるようにします。

2弦を弾いたのであれば、次の3弦に弾いた指を当てて止める。

3弦を弾いたら次の4弦で止めるといった具合です。

このような、次の弦に指を当てて止める弾き方をアポヤンド奏法といって、クラシックギターなどの奏法としても使われています。

ただ、4弦を弾いたときはどうするのでしょう?4弦ベースであれば4弦の次の弦がありませんので、弾いたあとの指はそのまま空を切ることになります。

もしくは、空振りするのに違和感があるなら、ピックアップに乗せて軸にしている親指に当てて止めるのがいいでしょう。

ピック弾き

エレキギターは通常、ピックを使って弾くのが一般的ですが、同じようにピックを使ってベースを弾くのがピック弾きです。

ツーフィンガーが太く柔らかく、暖かい音を出すのに対して、ピック弾きはよりシャープで硬く、攻撃的な音を出すのが特徴です。

ロックなどのハードな音楽を演奏するのに適していると一般的には言えますが、音色の特徴が生かせるよう工夫され、ポップスや他のジャンルで使われている例もあります。

ピックの種類


ピックにはいくつか種類がありますが、形状でいうと「おにぎり型」と呼ばれる三角形の大きなピックと、「ティアドロップ型」と呼ばれる文字どおり涙のような形をした小さめのピックのどちらかになるでしょう。

ピックの形状が音に影響するとかプレイスタイルによって適性があるとかいうことはないので、どちらが良いかは自分の弾きやすさで好きな方を選んで構いません。

●左:ティアドロップ型ピック、右:おにぎり型ピック

形状以外にも、材質や厚さの違いがありますので、自分がしっくりいくものを選ぶといいでしょう。

ピックはギター用とかベース用とかいう分類は特にされていないのですが、ベースに使うなら厚さは0.7ミリ~1.2ミリくらいの間のものを選びたいところです。

あまり薄くなるとベースの太い弦を弾くにはちょっと弱すぎてアタックがしっかり出せなかったりするので、最低でも0.7ミリはあった方がいいと思います。

ピックの持ち方

ピックは基本的に親指と人差し指の2本の指で、裏と表から挟み込むようにして持ちます。

人差し指は指先がピックの先端(ティアドロップ型なら一番尖っているところ、おにぎり型はどこを先端にしてもOK)に向くように、親指は人差し指の向きと垂直になるようにして、ピックのちょうど真ん中あたりで持つようにします。

●ティアドロップ型ピックを持っているところ

ピックは弦と水平に当てて弾く

弾き方は、上から下に向かってピックを振り下ろすダウンピッキング、下から上に向かった降り上げるアップピッキングを使います。

ダウンピッキングとアップピッキングを交互に弾くのをオルタネートピッキングと呼びますが、通常はこのオルタネートピッキングで弾くのがいいと思います。

より1音1音を力強く弾きたいということで、ダウンピッキングだけで弾くというスタイルのベーシストもいます。

ダウンピッキングだけのスタイルはパワフルなプレイには向いていますが、あまりに速いビートの曲をプレイするのには向いていません。

弦に当てるときのピックの角度ですが、基本は弦と水平に当たるようにします。

弦に対してピックを斜めに当てて音量やトーンを変えるというテクニックもあるにはあるのですが、まずは水平にピッキングしてしっかりと鳴る音を出すようにしましょう。

●ピックは弦と水平になるように当てる

スラップ

スラップ奏法は、アタック音が強く、重くてインパクトのある音を出せるのが特徴です。

親指で弦をたたくサムピングと、人差し指で弦をひっかけてはじくプリングを組み合わせて弾く奏法です。

ダンスミュージックやファンク、フュージョンなどのジャンルでよく使われています。

サムピング

肘を軸にして手首を回転させることによって、親指で弦をたたくのがサムピングです。

ジャンケンのグーの形に手のひらを握りこんで、Facebookのいいねマークのように親指だけを突き出して構え、親指のちょうど第一関節ところに弦が当たるように弾きます。

●サムピングをする直前のフォーム。この後、手首を回転させて親指で弦を叩く

弾いたあとの指の行き先は2種類あります。

1つはツーフィンガーのアポヤンド奏法のように、弾いた弦の次の弦に当てて止めるというやり方です。

ツーフィンガーが下から上へ向かって弾くのに対して、スラップのサムピングの場合は上から下へ振り下ろすので、当てて止める次の弦がツーフィンガーとは逆になります。

4弦を叩いたら、そのまま叩いた4弦を通過して3弦に当てて止める。

3弦を叩いたら、2弦に当てて止めるといった具合です。

もう1つは、弦を叩いたらそのまま跳ね返って元の軌道を戻っていくというやり方で、速いフレーズに対応しやすいのはこちらです。

これもどちらでもいいので、まずは自分のやりやすい方で練習してください。

いずれにしても大切なのは、弦に接触する時間をなるだけ短くするということです。

ツーフィンガーでもピック弾きでも同じですが、弾くスピードを速くすることがしっかり大きな音を出すためのコツです。

弾くスピードが速いというのはすなわち、弦と指が接触する時間が短いということです。

言うまでもないことですが、「弾くスピードを速くする」というのは演奏スピードを上げるということではなく、1音を弾くときの、構えてから振り下ろして弾き終わるまでの動作を速くするということですよ。

プリング

プリングは、手首の回転をサムピングとは逆にして、人差し指で弦を引っかけてはじくという奏法です。

行きはサムピングで叩いて、帰りはプリングではじいて往復するような感じです。

サムピングで弾いた音のちょうど1オクターブ上の音をプリングで弾くということが多く、一般的にはサムピングと、このプリングが対となってスラップ奏法と呼ばれています。

●人差し指で1弦を引っかけているところ。この後、サムピングとは逆に手首を回転させて1弦をはじき上げる

このプリングというのはベースの弾き方のうち最も指にダメージを受ける弾き方で、人差し指に弦を引っかけて弾くということ自体が非常にダメージの大きい行為なので、慣れないうちはすぐに人差し指の先にマメを作ってしまいます。

指先に痛みが伴うとどうしても練習が遠のくことになってしまいますので、奏法に慣れて指先の皮も厚くなるまでは決して無理をしないでくださいね。

フィンガリング

弾くのとは反対側の左手で、弦を押さえることによって音程をコントロールする役目を担っているのがフィンガリング(運指)です。

ベースもギターもしくみは同じですが、ネックに刻まれたフレットの、押さえる位置を変えることによって音程を変えます。

フィンガリングは基本的にどの奏法も同じです。

フレット

弦を押さえるポジションのことを「フレット」と呼びますが、フレットと言いながら押さえるのはフレットとフレットの間なのです。

たとえば、Gのいちばん低い音を出すときは「4弦の3フレット」を押さえるのですが、「3フレットを押さえる」とは言っても3フレットの真上を押さえるわけではなく、「2フレットと3フレットの間」を押さえることを意味しています。

また、2フレットと3フレットの間といっても、その間ならどこを押さえても良いというわけではありません。

3フレットにいちばん近いところを押さえるのが正しい押さえ方なのです。

●中指で3弦の5フレットを押さえているところ。フレットとフレットの間の、この位置を押さえる

押さえる指はなるべく寝かさないように立てておくのがいいのですが、ベースは弦が太いので、ギターのように指先だけで押さえるのは大変です。

もう少し指の腹、指先よりも第一関節寄りで押さえるとしっかり押さえられます。

押さえる力があまり弱いと、音が出なかったりビビった音になったりするので、慣れるまでは意識して強めの力で押さえるようにした方がいいでしょう。

スケール

最後に少し、スケールのお話をしておきますね。

なぜなら、フィンガリングの練習はどうしても、スケールを用いた内容が多くなってくるからです。

ベースはリズムを支える楽器だと言われますが、同時に音程を持つ楽器でもありますので、アンサンブルの中ではリズムだけでなくハーモニーにも大きく関わってきます。

スケールというのは音階のことです。

ドレミファソラシドですね。

たとえば、上の画像はCメジャースケールの押さえ方を表しています。

C→D→E→F→G→A→B→C

と書いていますが、C=ドなので要するに

ド→レ→ミ→ファ→ソ→ラ→シ→ド

ということです。

スケールを学ぶとは、まずこの左手の押さえ方を憶えることです。

そして、Cメジャースケールでこれを憶えると、あとはどのキーに移調しても左手のポジションが移動するだけで押さえ方は同じなので、12のキーについてこの押さえ方でスケールを弾けるようになりましょう。

どんどん移調していくと、同じ押さえ方なので弾くのは簡単なのですが、すべての音名を憶えることはできなくなっていくと思います。


それで構いません。

最初はルート音(Cメジャースケールで言う最初のCにあたる音)だけでも憶えていればOKです。

スケールの種類はこれ以外にもマイナースケール、ペンタトニックスケール、ブルーズスケールなどいろいろありますが、それは練習を重ねるうちにボチボチ憶えていけばいいことです。

それよりもまずは、ひとつのスケールを憶えてそれを12のキーで弾けるようになることで、3弦の3フレットは「C(ド)」、2弦の7フレットは「A(ラ)」というように、何弦の何フレットを押さえると何の音が出るか?を憶えることが大切です。

終わりに

ベースを始めたばかりの方が、これから本格的に練習していく前に知っておきたい基礎知識について解説してきました。

楽器の構え方、ピッキング、フィンガリング。

これくらいの基本を押さえて正しい知識を身につけておけば、あまり迷うこともなく効果的に練習を進めていけるのではないかと思います。

この記事が、これからベースプレイヤーを志すあなたにとって有益な情報となることを願っています。

あなたの心にある、熱いグルーブを鳴らしていきましょう!!

関連人気記事ランキング

この記事に関するキーワード

この記事のキュレーター

東京都在住。東京都内を中心にライブ活動をするインディーズロックバンドのベーシストです。ここではエレキベースに関する記事を中心に書いています。

人気記事ランキング

人気アーティストランキング

カテゴリー一覧

検索