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2018年02月12日更新

【ラスカ/ゲスの極み乙女。】○○に引きずられるMVが衝撃!歌詞を徹底解釈!収録アルバム情報あり♪

エモーショナルなサウンドと歌詞で人気のバンド、ゲスの極み乙女。 そんな彼らの「ラスカ」に迫っていきたいと思います。

ゲスの極み乙女。

2012年に結成、2014年にはメジャーデビューを果たしたロックバンドゲスの極み乙女。(通称・ゲス)。


作詞・作曲を担当するのはindigo la Endのフロントマンであり、他のアーティストへの楽曲提供なども積極的に行うボーカルの川谷絵音さん。


そんな彼が作り上げるゲスの音楽は、キーボードの音を効果的に挟みながら、エモーショナルに仕上げるロックミュージックです。

ラスカ

2014年10月にリリースしたファーストアルバム「魅力がすごいよ」に収録された楽曲、「ラスカ」。


その特徴的なMVが大きな話題を集めています。

MV

公式YouTube動画の再生回数は2018年2月現在5500万回を突破。


寝転んで、何かに引きずられているようなゲスのメンバー


その映像と、車の廃工場でしょうか?


なにやら寒そうな場所で演奏するメンバーが映されます。


次に浮かび上がるのは、チョークで描かれたイラストの数々。


最後まで、引きずられているものの正体は映りませんが、これ実は、“モグラ”に引きずられているんだそうです。


というのも、同じくアルバム「魅力がすごいよ」に収録された「デジタルモグラ」のMVのストーリーと地続きになっているんです。


なお、「デジタルモグラ」についても後述しておきますので、チェックしてね。

収録アルバム

というわけで、今作を収録したアルバム「魅力がすごいよ」についてもおさらいしておきましょう。


まずは収録曲一覧から。

01.ラスカ
02.デジタルモグラ
03.crying march
04.星降る夜に花束を
05.列車クラシックさん
06.猟奇的なキスを私にして
07.サリーマリー
08.ruins
09.アソビ
10.光を忘れた
11.bye-bye 999

出典: https://www.amazon.co.jp/%E9%AD%85%E5%8A%9B%E3%81%8C%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%84%E3%82%88-%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%A5%B5%E3%81%BF%E4%B9%99%E5%A5%B3%E3%80%82/dp/B00ODF5ID2/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1518409929&sr=8-2&keywords=%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%A5%B5%E3%81%BF%E4%B9%99%E5%A5%B3%E3%80%82%E3%80%80%E9%AD%85%E5%8A%9B%E3%81%8C%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%84%E3%82%88

デジタルモグラ


前述しましたこの曲。


ドラマ「すべてがFになる」の主題歌として書き下ろされナンバーです。


MVに登場するのは、巨大なモグラ型ロボット。


そんなモグラ型ロボットを囲んで、演奏するゲスのメンバー。


歌い上げるのは、「不正解」ばかり取り沙汰される監視社会への不平不満。


最後には、ゲスのメンバーも地中に引きずり込まれてしまいます。

猟奇的なキスを私にして


そして、大人気深夜ドラマ「アラサーちゃん 無修正」のオープニングテーマに起用されたこのナンバー。

分割した画面が話題になったMVも、一時期いろんなバンドでブームになりましたね。


この曲でゲスを知ったファンも多いのではないでしょうか?

アソビ


そしてファースト両A面シングルにも収録されたこちら。


isai FLのTV-CMソングにも起用されました。


そのため、4K動画撮影に対応したスマートフォン「isai FL」の高機能カメラで全編撮影されています。


スマホ画面を活用したMVも、アップテンポなメロディも楽しい1曲ですね。

歌詞

本当に好きなもの

一体どうして何も考えず あれに同意したりしてるの? 散々嫌になったろ?
そう思ってるのは僕だけ? 「魅力がすごいよ」垂れ流しのメディアの声
うまくは笑えないような週末

出典: ラスカ/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

「あれ」とは一体何でしょう?


このセンテンスで言うなら、“垂れ流しのメディアの声”でしょうか。


自分の好悪を通さない、メディアでの評価をまとめて「あれ」と呼んでいるように聞こえます。


本当は好きじゃないのに、テレビがすごいって言っていたからすごいであろう甲高いアーティストの歌声。


本当は面白いと思っていないのに、ネットでは絶賛されている辛気臭い映画。


本当は不可解なはずのそれらを、今もまだ信奉しているわたしたちに、川谷さんの歌声は滑り込みます。

誰か楽しい話を聞かせて それと真逆な短文はすぐに 指でなぞるだけで出来るんだ

出典: ラスカ/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

コンビニでお釣りが777円だったとか、めったに笑わない堅物の上司の待ち受け画面がハローキティだったとか、そんな些細でくだらない、楽しい話。


指先で綴る先のSNSにもそんな話ばっかりだったらきっと良いのにと思いながら、


ついつい我が物顔で世間への不満やもっともらしいメッセージを書き込んだりしてしまうわたしたち。

今日もまた 嫌なことばっかり 泣いたふりで避けてばっかり
漕いだ舟もまた潜って 明日も綺麗ごとばっかり 前向いて歌わないと

出典: ラスカ/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

嫌なことが起これば、悲しんだふり、落ち込んだふりでついつい避けてしまいます。


本当はヒーロー漫画の主人公みたいに、「嫌なことをバネに頑張る」的なことを言ってみたいけれど、そんな気持ちはすぐに沈み込んでしまいます。


そんな毎日だから、せめて歌の中はと綺麗ごとをつづった歌詞を歌うのです。


そんな歌詞にまた明日、傷つけられたとしても。

消えていく本音

言葉はポツリポツリ 暮らしてる間に落ちていくんだ
放物線を描いて舟が潜ったあとをついていく 拾い上げる前に
きっときっと 誰からも見られないまま

出典: ラスカ/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

本当に言いたい「言葉」は、様々な事情で飲み込んでしまうもの。


今はタイミングじゃないな、とか、場をしらけさせたら嫌だな、とか、そんな配慮が先に立って、ついつい先送りにしてしまいます。


しかし、そんな風に見送った言葉は、いつしか誰にも、自分にも見えない海の底に潜っていってしまうのです。

消えていくんだ 悪いな、また大切な人を増やしてしまった
ラブソングを歌って誤魔化してるんだ

出典: ラスカ/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

「大切な人」のために、見送った言葉たち。


本当に言いたい言葉を綴った歌詞はきっと、彼女を喜ばせはしないから。


甘い甘いラブソングのほうが、ずっと彼女を笑顔にするから。


大切な、しかしあまり美しくない本音は日常に消えていくのです。

それでも 耐えられなかった思いを 書きなぐってしまったから
嘘になるわけない文字を歌う

出典: ラスカ/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

でもたまに、海の底が溢れて帰ってきてしまう言葉があるのです。


目の前の誰かを笑顔にする歌を歌いたいと願う反面、溢れた本音も表に出してしまいたいと欲するのです。


嘘にしておきたかった、だけどそうはできなかった言葉がきっと、この歌なのです。

ラスカ

やっぱまだ僕は歌うから 泣いたふりしないで聴いてよ 漕いでた舟を飛び出して
ラスカ、君はもういないけど 僕は叫ぶよ

出典: ラスカ/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

「ラスカ」、タイトルにもなっている女性の名前です。


これ、とある詩から来ているのではないかなと思いました。


作者はフランク・デュープレス。


彼が綴った名詩“ラスカ”は、1919年ノーマン・ドーン監督によって映画になっています。


描かれるのは、自然の中に生まれ、純真なまま育った乙女・ラスカと、そんな彼女に惹かれるアンソニー・モーアランドの恋です。


先述した通り、ラスカとは「嘘のないこと」を象徴するような娘。


川谷さんはこの詩の中で、嘘をつかず生きていくのは無理だけど、本音も嘘も持って生きていくよ、と叫んでいるのだと思います。


純真なまま、ラスカとともには生きられないから。

言えない嘘は真実にして 届けメロディ 届けメロディ

出典: ラスカ/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

彼女のために歌ったラブソング、しかし裏に言いたい本音を隠したラブソング。


そんなラブソングが歌えない夜もある、本音を歌ってしまう夜もある。


それもまた真実だから、あなたの心に響けばいい。


そんな歌詞に聞こえるのです。

終わりに

いかがでしたか?


川谷さんの、男性にしては高いその声が歌う繊細過ぎるくらいの歌詞に、今日もまたグッと来てしまいました。


きっと誰もラスカとともには生きられないし、それは罪ではないはずだから。


ではまた次回!

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