森山直太朗デビュー15周年
「さくら(独唱)」で一気にメジャーに
森山直太朗は、2002年「星屑のセレナーデ」でメジャーデビューし、翌年、「さくら(独唱)」が大ヒットし、オリコン週間シングルチャート1位を3週連続獲得し、「さくら(独唱)」の一大旋風を巻き起こしました。現在でも、卒業のシーズンになると、日本中のどこかで必ず歌われる定番の楽曲となりました。名曲ですね。
その後、テレビの出演なども数多く、独特な語り口調とキャラクターで人気を博しています。
この楽曲で、2003年、NHK「紅白歌合戦」にも出場を果たしました。
大ヒットした「さくら(独唱)」の雰囲気とは裏腹に、とてつもなくユーモアあふれるキャラクターです。ツアーのタイトルには、独特なセンスのものがつけられています。
たとえば、2004年の学園祭ツアー「カレーライスが不意に食べたくなったんだ」、2007年のファンクラブツアー「さよなら直ちゃん倶楽部~おならじゃないのZeppなの~」、20012年のファンクラブツアー「年男はつらいよ~直太朗アニバーサリーやつれ」、2016年のファンクラブツアー「わくわく♪お楽しみ会」など、個性的なネーミングのタイトルが並びます。
楽曲の数々は、心温まるものや胸に響く歌詞などが多く、フォークの流れを組むような、ひとりひとりに訴えかけるようで、聴く度にほっこりした気持ちになります。おもしろいキャラの裏には、デリケートな部分がたくさんあるからこそ、作ることのできる歌詞と作曲なのかもしれません。
森山直太朗の独特な個性的なキャラクターと楽曲とのギャップが、また魅力のひとつといえるでしょう。
森山直太朗劇場公演
過去に「森の人」「とある物語」を公演。今年は「あの城」
森山直太朗劇場として、ライブとお芝居の融合をしたような舞台を公演しています。
過去には、2005年「森の人」を、2012年「とある物語」の劇場公演を開催し、3作目は「あの城」という舞台です。2017年9月14日~10月1日まで、全18公演、盛況のうちに終了しました。
森山直太朗は、マイクの前で観客に歌いつつ、お芝居が進行していくというものです。 ライブでもない、演劇でもない、音楽劇(ミュージカル)でもない、独自のアプローチしていく作品です。
作、演出は、森山直太朗の楽曲のすべての共作者、御徒町凧(おかちまち かいと)です。東京下北沢にある本多劇場にて上演されました。
御徒町凧は、詩人、映画監督で、「森の人」「とある物語」の作、演出でもあります。 過去の公演はどれも好評を博し、今年、5年ぶりの舞台公演です。待ちに待ったファンもいたようです。
森山直太朗の新機軸ともいえる、この公演は、毎回、期待を裏切らず、感動的な舞台となっているようです。 本多劇場のキャパ数は386人という小規模な劇場なので、コンサートホールよりも、めちゃくちゃ間近で、見られて、より臨場感も感じられるし、ファンにとっては至近距離はなによりもうれしいものです。
東京公演限定でしたので、全国のファンの方、朗報です。
「あの城」の舞台公演がWOWOWにて放送が決まりました。2017年10月22日に放送予定です。本公演 ほか、ツアーファイナルのライブ、ドラマ「絶対、大丈夫」の放送も決まりました。
詳細は、WOWOW公式ホームページをご覧下さい。
森山直太朗 15thアニバーサリー WOWOWスペシャル|音楽|WOWOW
今年デビュー15周年を迎えた森山直太朗が、東京・本多劇場にて、5年ぶりとなる劇場公演を開催。音楽と芝居を融合させた注目の舞台公演をWOWOWで放送!
デビュー15周年アニバーサリーツアー
前期後期と合わせて47公演
15周年アニバーサリーツアー公演は、前半後半と分けて、開催されました。
前半公演は、2017年1月27日の川口総合文化センターリリアメインホールから、4月28日中野サンプラザまで23カ所26公演。
後半公演は、2017年5月12日の神戸国際会館 こくさいホールから、7月29日NHKホールまで20カ所21公演で、合わせて、47公演。すべて終了しました。
また、ツアーがはじまる直前にタイトル「絶対、大丈夫」の楽曲が作られて、ツアー中、5月に披露しました。
森山直太朗が「絶対、大丈夫」ってフレーズを何度も歌うことによって、信じていいの?どうなの?みたいな自分自身、追求されていくような感じがしてきます。
ウソの中にも誠実さが芽生えてくる、みたいなものが、にじみ出てくるかのようです。
とても味わい深く、感動的でもあります。彼が歌うからこそ説得力のある楽曲になったのかもしれません。不思議なキャラクターですね。誠実さがにじみ出ているのかもしれません。
「2017年7月29日 NHKホール」セットリスト
ツアーファイナルのNHKホールのこの日のライブの模様がDVDまたはBlu-rayになりました。
嗚呼
魂、それはあいつからの贈り物
夕暮れの代弁者
太陽
風花
フォークは僕に優しく語りかけてくる友達
夏の終わり
うんこ
どうしてそのシャツ選んだの
生きてることが辛いなら
とは
金色の空
星屑のセレナーデ
よく虫が死んでいる
坂の途中の病院
今が人生
君は五番目の季節
どこもかしこも駐車場
さくら (独唱)
出典: http://www.livefans.jp/events/720683
12月 (2016 ver.)
絶対、大丈夫
出典: http://www.livefans.jp/events/720683