MINMIのアベマリアってどんな曲?

さて、ここではMINMIの『アベマリア』という曲についてしっかりと見ていきたいと思いますが、『アベマリア』と耳にしたら、皆さんどんな曲をイメージされますか?

教会の雰囲気や、あの、超有名なサラ・ブライトさんや、今は亡き本田美奈子さんが歌われているようなクラシカルな曲のイメージを想像される方も多いことと思います。

でも、あのレゲエの要素が強いMINMIさんですよ??

百聞は一見に如かず。まずはMVを見てみましょう。

いかがでしたか?

まさに、レゲエの要素たっぷりの中に、胸が熱くなる歌詞も盛りだくさんなウェディングソングでしたね。

ストレート歌詞がなんとも直球勝負といった感じで、よりレゲエのリズムを盛り上げているように感じます。

アベマリアの特徴

この曲の面白い点(イントロ部分)

曲を聞いて頂くと、まずはイントロ部分がとっても変わっていることにお気づきのことと思います。

イントロ部分に結婚式場のスタッフさんの音声のような台詞を敢えて取り入れていますよね。

これは、流石のMINMIさんです。

この曲は結婚式ソングなので、歌詞としてではなく、敢えてイントロ部分なのですが、なんというか緊張感が高まるというか、より臨場感が強くなるように感じます。

実際に結婚式を挙げられた方、参加された方なら、こういったスタッフさんの声って必ずと言っていいほど耳にされていることと思います。

この曲の面白い点(曲中の効果音)

面白い点は、イントロ部分だけではありません。

曲中の♪ピンポ~ン♪のインターホンの音にお気づきになられましたか?

私はこの部分が好きでついリピートして聞いてしまいます。

曲調が途中からレゲエ調に変わって、ノリノリな感じだからこそ、こういったアクセントが引き立つのだと思います。

これも、細部までのこだわり、雰囲気を出す工夫にMINMIさんらしさが強く表れているように感じます。

一曲の中にストーリー性がズッシリと描かれ、まるでドラマでも見ているような気持ちにさえなるので不思議なものです。

結婚式ソングとしてもはや定番!?

歌詞の意味を解釈

アベマリア
チャペルの二人は 白い光に囲まれ
幼き憧れ 天のベールが降りてゆく
Ah 出会いから ここまで来るなんて
パパ ママありがとう
今までの日々 全て意味があったの
今わかったの I find love

パパのお嫁さんになると言った頃
あんな日が続くと思ってた
スクスクと育ってた
二人の愛から 生まれた私
新しい愛をつくる
Wedding bell

出典: アベマリア/作詞:MINMI 作曲:MINMI

この部分は、まさに両親に向けた感謝の想いを歌っていますね。

結婚式には欠かせない部分です。

よく小さな女の子が、『大きくなったらパパのお嫁さんになる~』という幸せ一杯なエピソードは耳にしたことが多々ありますが、その時のお父さん、本当に幸せ一杯ないい笑顔をしていますよね。

両親から沢山の愛情を注がれて立派な女性へと成長した娘はいつしか、注がれた愛情から新たな愛という形を創り上げ、巣立っていく日がやってくる。

それが、人生での大舞台『結婚式』である、といった解釈になるかと思います。

曲調からしても、この部分は割とスローテンポでバラード調なので、幸せ一杯なのは大前提ですが、その中に両親との掛け合い部分で、一抹の寂しさをも垣間見ることができます。

本当にドラマ仕立ての一曲です。

何があっても 愛しあっていこう 繋がった
大きな手と 小さな手
もう ひとりじゃないよ 孤独な時でも
あなたの事を 自分のことの様に
応援したいの 邪魔したくないもう
寂しさに負けない
小さな愛 育てたい MYダーリン
かっこいい男見つめる視線で
彼のことを見るの忘れません
カワイイと言われるようにと マスカラ ポケットに
イン 忘れません
雨が降っても 風が鳴いても 晴れ渡る日も

出典: アベマリア/作詞:MINMI 作曲:MINMI

この歌詞の部分からは、一気に曲調もレゲエ調に変化していきます。

そう。MINMI節へとシーンが変わるのです。

歌詞の意味を紐解いていくと、ここからは結婚相手へ向けたメッセージです。

また、歌詞の中では『宣誓』のような誓いを表している部分もあります。

最近では、宗教や形式にとらわれない人前式という挙式スタイルが多くなっていますが、その時に交わされる、夫婦の誓いの言葉を連想してしまいます。

いつまでも可愛さを忘れない為に、マスカラをポケットにインしておこう!といったフレーズは、多くの女性が共感されるのではないでしょうか。

MINMIさんの表現の世界だからこそ、ストレートな可愛さが生き生きして見えるように感じます。

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