パリピになりたきゃHEY-SMITH
ご機嫌パンクチューンで老若男女をパリピ化させる「HEYちゃん」ことHEY-SMITH。
注)パリピ=パーティーピープル
今回取り上げる「Let It Punk」も例外ではありません。
とにかく熱く、とにかく明るく、とにかくパンクロック!
全文英詞のこの曲にはどういったパンク魂が込められているのでしょうか。
レコ発ツアーの模様とともにご紹介します。
HEY-SMITHの実力がスゴイ
2006年に結成したHEY-SMITHはメンバーの入れ替わりを経て現在は6人編成。
日本のパンクロックシーンの中では古参には含まれず、比較的新しいバンドといえますね。
しかし彼らの実力は、レジェンドパンクバンドを脅かすほど。
またその実力から、他バンドとの関係性も良好で信頼が厚いバンドです。
多くのコンピレーション作品に参加
これまで多数のコンピレーションアルバムに参加しているHEY-SMITH。
パンクロック、スカ、ラウド、様々なジャンルから引っ張りだこです。
幅広い音楽性を持ち、ひとつの音に固執せず良いものを貪欲に取り入れる。
そんなHEY-SMITHの音を多くの人が認めている証拠と言えるでしょう。
トリビュートアルバムでは看板曲を
2005年に惜しまれつつ解散した伝説のスカパンクバンド「POT SHOT」。
(ただし2013年に復活しました)
彼らのトリビュート・アルバムにもHEY-SMITHの名前があります。
しかも1曲目、POT SHOTの顔ともいえる「WE ARE POTSHOT」での参加!
海外バンドからも認められる実力
有名バンドの前座としてツアーに帯同することがいわば「修行」のようなもの。
もちろんHEY-SMITHもみっちりと修行を積んできました。ただし先輩バンドのメンツがスゴイ!
例を挙げればLESS THAN JAKE、THE OFFSPRING……。
彼らの日本ツアーに帯同が許されたHEY-SMITH、ただのお祭りバンドじゃありませんね。
2ndシングル「Let It Punk」
2012年発売の「Download Me If You Can/Goodbye To Say Hello」から5年。
2017年7月にリリースされたのが「Let It Punk」です。
2006年のデビュー以来、リリースされたシングルはたったの2枚!
ライブ活動をメインに据えて、できあがった曲はアルバムに収録(現在5枚)。
シングルCDはいわば彼らの「名刺」のようなポジションでしょうか。
そんなことより叫ぼうぜ「イェーイ!!」
「Let It Punk」のテーマは「イェーイ!!」。
聴けば分かります。観れば分かります。イェーイ!!
青空に向かって色とりどりのスーパーボールを投げつけたような開放感。
落下して大きく跳ねるスーパーボールの軽快さ。
各々が好き勝手にジャンプして、各々が好き勝手に「イェーイ!!」と叫ぶ。
サビでのVo.とホーンの掛け合いがコールアンドレスポンスを思わせます。
そしてゴリッゴリのロック感があるギターソロ、でも周囲で踊るのはチアガール。
このハチャメチャな映像を見ていると、仕事も勉強もどうでもよくなりませんか?
「イェーイ!!」と叫びたくなりませんか?