映画も大ヒット!

オペラ×ロックが新しかった!

クイーン「ボヘミアン・ラプソディ」の意味を知ってる?歌詞を和訳して解釈!オペラ×ロックが紡ぐ物語の画像

英ロック・バンド『QUEEN(クイーン)』の名曲『Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)』! 

同名映画も大ヒットしましたが、歌詞はどんな意味か知っていますか?

この記事では気になる歌詞の意味和訳して解説しています。

映画を観た後に読むとさらに楽しめるかも!?

タイトルの意味は?

タイトルである「ボヘミアン・ラプソディ」を和訳すると「放浪民的な狂詩曲」。

「ボヘミアン」はジプシーに代表される放浪の民のように自由な生活を送る人を指すことも。

「狂詩曲」もまた、形式にとらわれず自由に異なった曲調同士を繋げる楽曲を示します。

また、民族にまつわることや、神話や歴史的な出来事を表すことが多いです。

オペラ×ロックの自由な曲構成はまさにタイトル通りと言えます。

歌詞の内容との関連性はあるのでしょうか。

それは、この記事を最後まで読むと分かるかもしれません。

MVをチェック!

数々のパロディーの題材になった

冒頭の暗闇にメンバーの顔だけに照明が当たっているシーンはあまりにも有名です。

その後も色んなところでパロディーが登場しました。

日本では意外なあの人物がパロディーしています。

グッチ裕三は『ハッチポッチステーション』のコーナー「ハッチポッチMTV」で童謡『犬のおまわりさん』とクロスオーバーさせている(バラード以降のダイジェストを替え歌で構成)。このコーナーではPVの映像を演出に至るまで丁寧に再現している。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ボヘミアン・ラプソディ

面白いだけでなく、クオリティも高いパロディーなので、ぜひ、チェックしてみてください。

アダム・ランバートがオーディションに受かった曲でもある

クイーンはボーカルであるフレディ・マーキュリー死去後も、実は解散していません。 

現在は「Queen + Adam Lambert」としてライブツアーを行っています。

ボーカルに抜擢されたAdam Lambert(アダム・ランバート)はオーディション番組アメリカン・アイドル出身者。

彼がアメリカン・アイドルに出場するためのオーディションで歌った曲こそ「ボヘミアン・ラプソディ」なのです!

その後、アダムは出場したアメリカン・アイドル最終回でクイーンと共演。

「We Are the Champions(伝説のチャンピオン)」を熱唱し、ぜひボーカルに!と打診されるようになります。

「ボヘミアン・ラプソディ」は彼をクイーンと結び付けた運命的な曲とも言えそうです。

歌詞を和訳&解説!!

夢か現か…?

Is this the real life-
Is this just fantasy-
Caught in a landslide-
No escape from reality-
Open your eyes
Look up to the skies and see-

出典: Bohemian Rhapsody/作詞:Freddie Mercury 作曲:Freddie Mercury

“これは現実の人生

これはただの幻想

地滑りにあって

現実から逃れることができない

目を開いて

空を見上げてみなよ”

 

歌詞の主人公は自分が直面しているものが、現実なのか幻想なのか呆然とした状態でいます。

しかし、これはただの幻想だと現実から逃れようとしてもできません。

誰かが目を閉じていないで空を見上げろと呼びかけます。

それは自分の心の声かもしれません。

主人公は絶望したように空を見上げて思いをめぐらせてゆきます。