「関風ファイティング」について
初回限定盤と通常盤情報
「関風ファイティング」は、2006年12月13日に関ジャニ∞の5枚目のシングルとして発売されました。
初回限定盤が7種類と、それに通常盤を合わせて合計8種類がありました。
初回限定盤は、特殊ジャケットになっていて、関ジャニ∞のイメージカラーで作られた7色のミサンガ(ブラック・レッド・パープル・ブルー・イエロー・グリーン・オレンジ)がつけられています。
通常盤では、MASA・馬飼野康二コンビの「サムライブルース」の他「未来の向こうへ」などが収録されています。
タイトルに込められたものとは
タイトルに中国武術⁉
タイトル「関風ファイティング」の「関風」は関ジャニ∞からつけられたものだと思っている人は多いようですが、実はそうではなかったのです。
「関風」とは、関ジャニ∞が関西だけにとどまるのではなく「日本全国に関ジャニ∞らしく羽ばたくのだ!」という意気込みからつけられたタイトルのようです。
また、曲自体が中国をモチーフにした曲であるので、関ジャニの「関」と中国の「カンフー」を合わせて「関風」になっているのだともいわれています。
カンフーの意味とは
カンフーとは、中国広東省などで行われる中国武術の別名です。
そして、中国武術で重要視されている「練習」や「鍛錬」などに費やした「時間・学力」の意味でも用いられています。
また、カンフーという言葉が持つ意味には“長い時間をかけて学び続けて修得した優れた技術”が含まれています。
関ジャニ∞が関西だけでなく、日本全国に優れた技術を発信したいという気持ちと上手く合致しているように思えます。
カンフーファイティング(吼えろ!ドラゴン)
B面がA面に…
カンフーファイティング(吼えろドラゴン)は、ジャマイカの歌手「カール・ダグラス」が発表して大ヒットした曲です。
なんでも世界中で約1,100万枚売り上げたといわれています。
このヒット曲に繋ったのは、インド出身のプロデューサー「ビドゥ」が「カール・ダグラス」に歌わせたいと考えた「I Want to Give You My Everything」から始まります。
まず、ビドゥがカール・ダグラスに「I Want to Give You My Everything」のB面にする曲を求めました。
そこで、カール・ダグラスが自作の詞をいくつか見せたところ、「カンフーファイティング(吼えろ!ドラゴン)」が選ばれたそうです。
時間を費やして作った「I Want to Give You My Everything」をA面に、わずか10分程で作った「カンフーファイティング(吼えろ!ドラゴン)」をB面にと企画されていました。
ところが、パイ・レコードのプロデューサーである「ロビン・ブランチフラワー」の考えによって、A面とB面が入れ替えられることになってしまいました。
「関風ファイティング」の歌詞を見ると
失恋の歌?
まずは歌い出しの歌詞を見ていただくことにしましょう。
你好
謝謝
笑っチャイナ
笑っチャイナ
出典: https://twitter.com/mikoto_0214/status/502367266185297920
これはまさに中国語のあいさつ你好(ニーハオ)と、ありがとうの謝謝(シェイシェイ)の歌詞から始まっています。
次に(笑っチャイナ)は“笑う”という日本語と中国“チャイナ”が合わさっていて面白い歌詞になっていることがわかります。
そして次の歌詞です。