【SOUTHSIDE/三代目J Soul Brothers】伝わらなかった想いを歌う切ない歌詞に注目

いつの日か、たぶん心も落ち着いてくるのかもしれません。

そして、2人でいて幸せだった頃の夢を、再び見られるようになるのでしょう。

しかしその頃には相手は一体どんな人を支えとしているのだろうか。

“肩”とありますが、これは何でも良かったのかもしれませんね。

男性が女性に向けた歌詞というのであれば、“男性に頼る”という点で“肩”を用いた可能性があります。

男性のがっちりとした肩は頼りがいがありそうですよね。

また、自分には見せていない顔を他の誰かに見せているのだろうかと、寂しさも感じているようです。

そう考えると、胸がチリチリと焼け焦げてしまいそう。

色々と想いを巡らせていると、やはり“あなた”を思い出してしまいます。

忘れようとしたって、そう簡単には忘れられるはずがありません。

ふと思い出す“あなた”の笑顔は、いつでも鮮明なのです。

それだけ強く、自分の中に残っているということでしょう。

本当は、他の誰よりも愛しているのです。

しかし、元に戻れないのに想い続けるのは辛いかと思われます。

だからこそ“あなた”を心の中から消し去ってしまいたいのです。

もちろん本意ではないはず。

きっと、心の奥底では“あなた”に戻ってきてほしいのかもしれません。

それでも辛くて辛くて仕方ないから、消すしかないということでしょう。

戻れないなら、待ってもしようがないのです。

こんな思いを抱えた今、“あなた”がなぜ孤独に感じていたのかをやっと理解できたのだと推測されます。

もしかしたら、離れることになったのは自身にも理由があったのだろうかと感じられませんか？

“あなた”にしてみれば、大事な言葉などをきちんと伝えてほしかったということなのかもしれませんね。

この部分は、ラストスパート手前の盛り上がりであると感じられます。

“あなた”にはたった1つだけの伝えたい想いがあるのです。

それは『今も愛してる』かもしれませんし、『戻ってきて』かもしれません。

その想いがあるのに、相手には届くことなく空回りしてしまうということでしょう。

そして、どこにも行く宛てのない想いはいつしか消えていってしまうのです。

“あなた”のことをこれ以上泣かせたくはありません。

だから泣かせる前に、一緒に取り合ってきたその手を解く決意をします。

“僕”と言っているので、やはり主人公は男性であるとわかりますね。

相手の女性について、良く歌詞で使われる“君”ではなく“あなた”であるのが特徴的です。

もう自分にはしてやれることがない。

これまでも、してやれたことはなかったのかもしれない。

だからこそ、最初で最後くらいは何かをしたい…。

そんな想いなのでしょう。

それが相手の手を放すことというのが非常に切なく悲しいです。

そして、この後には1番のサビの繰り返しがあり、曲が締めくくられます。

ここで、『SOUTHSIDE』がどういった曲なのかを聴いてみたいと思います！

YouTubeで探してみましたが、PVなどご本人が登場されるものはあまり見つかりませんでした。

そこで、一般の方がカラオケで歌っている動画がありましたので、ご紹介いたします。

メロディラインがかなり難しい曲であると思います。

お1人で歌い上げているのは素晴らしいですね！

終始切ないバラードであり、もし自分でカラオケで歌ったのなら泣いてしまいそうです。

名曲の1つと言っても過言ではないのではないでしょうか。