ELLEGARDEN【No.13】歌詞和訳&解説！実は切ない曲？夢を目指すあなたは止められないから…

【和訳】

もう戻らないよって君は言っていたね

もう戻らないって言っていたよ

【考察】

今まで散々「君は戻らないって分かっている」と歌っていました。

それらは全て僕の想像、予想であり確かな証拠があったわけではありません。

ですから、もしかすると君は戻って来るのではないか？という希望が残っていたはずです。

しかしこのセクションの歌詞を読んで、その希望は消えてなくなりました。

君自身が「もう戻ることはないよ」と言葉として僕に伝えていたのです。

曲がここに至るまで、僕はそのことに触れていませんでしたね。

つまり、君がもう戻って来ないという現実をどうしても受け入れたくなかったのではないでしょうか。

いつか君が13番地にいる僕に向かって手を振ってくれるのではないか。

淡くてもいいから、期待に縋りたかったのです。

どんなことがあっても切り抜けられる強運の持ち主である君。

しかし、どんなことがあってももう二度と13番地に戻って来ることはないのだろうか。

これこそが僕の最大の心配事なのです。

2008年に活動を休止したELLEGARDEN。

多くのファンは「きっと戻ってくる」という確信を持っていました。

それは細美武士の言葉の端々にポジティブな要素が沢山あったからなのです。

そして、10年という長い年月に渡ってファンを支えた曲が『No.13』でした。

この曲の「君」は戻らないと言ったけれど、ELLEGARDENは言っていない。

長い航海を終えた彼らがいつか手を振って帰還するのだという思いで、ファンはこの曲を聴いていました。

新しい門出は別れではなく始まり。

いつか風の便りが「君」の成功を運んでくるのでしょう。

夢に向かって打ち込む人に聴いて欲しい名曲！

『Middle Of Nowhere』はどんな夢を見ようと自由なのだと思えるメッセージソングです。

限りある人生を夜に例えた『金星』。

朝が来るまでに一度で良いから強く輝きたい！と思う方はぜひ聴いてみてくださいね。