まずは自分の意識改革から
窓ガラス 割るような
気持ちとはちょっと 違ってたんだ
はじめから自由よ
出典: My Generation/作詞:YUI 作曲:YUI
また、高校生の頃の先生や親というのは、どこか大人への関所のようなところがあります。
自らのアイデンティティを確立するために、親や教師に歯向かうというのが一昔前のやり方でした。
しかし、YUIの「My Generation」ではそのようには描かれていません。
この歌詞の最後の行を読むと、本当の自由は大人や社会に対する反抗によって得るものとは違うようですね。
「高校は卒業しなければいけない」「名のある大学や安定した職につくべき」といった常識にとらわれていると、段々と苦しくなってきませんか。
もし高校生活に対して窮屈と感じているなら、それは自分自身が自分の心を縛り付けているからかもしれません。
本当の人生を歩もうとした時、まず向かうべき相手は自分自身なのです。
夢を最後まで信じる強さがほしい
My Dream 言葉に出来ないだけなのに
誰でもいいからと傷つけて泣いた夜
わかってほしいなんて思わないけど
描いた夢を信じきれない弱さにただ支配されて
Sixteen My Dream
出典: My Generation/作詞:YUI 作曲:YUI
夢を持つことは素晴らしいことなのに、人に話す場面になると恥ずかしく思う人がいます。
あるいは「自分みたいな人間には無理だ」と夢を叶えることに及び腰になったりしていませんか。
夢は言葉にすれば結末がどうであろうと現実のレールを走り出します。
そして注目を浴びれば浴びるほど、成功に近づくかわりにプレッシャーや非難される機会も増えていきます。
共感してもらえなくても、応援してもらえなくても、必ず叶うと信じ続けることが大切です。
失敗したりめげそうになった時、自分の1番の味方は自分であってほしいもの。
最後まで自分の可能性を信じる強さがほしいです。
まだ夢は始まったばかり
制服 脱ぎ捨てた16のアタシに
負けたくはないから
うしろ指 さされたって
振り向いたりしなかった
あたしならまだやれるはずだって
出典: My Generation/作詞:YUI 作曲:YUI
もう2度と制服を着ることはないというYUIの不退転の決意が伝わる歌詞です。
そして自分の1番のライバルは自分なんですね。
あらかじめ敷かれたレールから自ら敷くレールに乗り換えたあの頃。
自分で決断をした「16歳の頃の熱い気持ちを忘れたくない」という気持ちが滲み出ています。
陰口を叩かれても立ち止まらず目標を見据えて前に進んだ結果、ミュージシャンとして成功したのでしょう。
今ある成功に甘んじずに挑戦を続けていこうというYUIの向上心が伝わります。
希望を力に変えて道を歩め
犠牲にできないのは
こみ上げる希望 無くしたら また道に迷うだけ
邪魔なんてされたくない
わかっているの 覚悟があれば
出典: My Generation/作詞:YUI 作曲:YUI
現実に夢を叶えようと努力する人は「自分ならできる」という自信を心のどこかに持っています。
夢を叶えると決めた以上、途中で諦めるわけにはいきません。
自分の持つ情熱とエネルギーを注ぎ込み全力を尽くすのです。
もしも進むべき道を失い、投げ出してしまったらそれまでの自分の頑張りが0になってしまいます。
「何があってもこの道を進む」と決めれば、必ず希望は与えられるでしょう。
思い立った時が吉日
いつだって自由よ
My Dream 壊れることなんてないから
待ちきれない季節の中 歩き始めたの
うつむいてた時間を取り戻して
描いた夢を強く信じきれた時から変わるGeneration
Sixteen My Dream
出典: My Generation/作詞:YUI 作曲:YUI
どこかで私達は16歳をまだ子供と思っているところがあるかもしれません。
「まだ将来どんな仕事につきたいかわからない」という人は実際のところ多いでしょう。
でも、もしも進みたい道が見つかっているなら...。
まだ早いからと立ち止まらず、一歩踏み出してみましょう。
YUIという先駆者が身をもって示してくれているのですから。
きっと夢に向けて着実に歩んでいく10代となるはずです。
そして大人になっても新たな夢に向かって挑戦を続け、16歳の自分を今のライバルと思えるようになったら...。
こんな素敵なことはないですね☆