SNS時代の歌手・ericaってどんな人?
かつては歌手としてデビューするためには、事務所主催のオーディションを受けたり、スカウトされるのを待ったりする必要がありました。
現在もオーディションが主流の方法ですが、スマホの普及により、SNSから人気に火が付くアーティストも登場しました!
それが、2006年にデビューした日本の女性歌手・erica(エリカ)です。
動画サイトのYouTubeや、短文SNSのTwitterを活用したセルフプロモーションで知られており、「口コミ型」アーティストと呼ばれます。
SNS上ではericaの「告白10か条」という歌が話題になっていますが、まずはericaのプロフィールを確認しましょう。
積極的な活動が実を結んでデビュー!
ericaは今でこそSNSを中心に人気を集めていますが、実はオーディションがきっかけでデビューしています。
今はYouTubeに投稿した曲が評価されてデビューする歌手もいますから、SNSを活用するericaとしてはちょっと意外な気もしますね。
2006年に山梨県北杜市から上京。オーディションで元I WiSHのnaoと出会い、naoのプロデュースによりアーティスト活動を開始。レパートリーの多くは「告白」「失恋」「片思い」などをテーマとした楽曲であり、それらは「告うた」と総称され、女子中高生を中心とした若年女性から大きな支持を集めている。また、メディア露出時には「告うたのカリスマガール」と称される。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Erica_(%E6%AD%8C%E6%89%8B)
なんと、「明日への扉」が大ヒットしたグループ・I WiSHの元キーボーディスト、naoにプロデュースされたんですね。
新人でありながら、いきなり実力を高く評価されたと言えるのではないでしょうか!
デビュー後のericaは、ファンとの距離が近いSNS型の歌手へと成長していきます。
YouTubeやTwitterなどのソーシャルメディアを活用した「口コミ型」のアーティストであり、一般知名度がそれほど高くなかった時期にも代表曲「あなたへ贈る歌」がカラオケDAMのウィークリーランキングで2週連続1位になるなど、女子中高生を中心とした若いファン層が極めて多いことが特徴。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Erica_(%E6%AD%8C%E6%89%8B)
テレビや雑誌などへの出演が多いアーティストは、否応なく話題になり、チャート上位に入ることも難しくありません。
ですがはっきり言って、ericaはそこまでメディア出演の頻度や知名度が高いアーティストではありませんね。
ericaのふるさとへの思いが実った!?
「若い女性に支持されるSNS歌手」だけではなく、意外とも言えるericaの一面があります。
それは、山梨県の「やまなし大使」を務めていることです!
東京から近い山梨県ですが、ericaは今でもイベントやプライベートで帰省することが多く、インスタにも写真をアップしていますよ。
都会的でポップな曲を歌うことが多いericaですが、ふるさとへの愛情も大切にしているんですね!
また、2016年10月には、日本各地のあるあるネタを取り上げる番組「秘密のケンミンSHOW」主題歌に、ericaの「LOVELOVESTEP」が選ばれました!
erica自身がこの番組に出演したことはありませんが、いつか山梨県民ならではの話題でスタジオを盛り上げてほしいですね!
ericaの「告白10か条」はなぜ人気?
ericaの曲の中でも特に人気が高いのが、2017年に発表された「告白10か条」です。
文字通り、好きな人に告白するときの気持ちを歌ったものですから、女子に人気なのは当然とも言えます。
ですが、PVを確認することで、人気の秘密をより深く知ることができますよ!
erica「告白10か条」PVがかわいすぎる!
早速ですが、ericaが歌う「告白10か条」のPVを見てみましょう。
教会らしい、大きなオルガンがある場所に、白いドレスを着たericaが立っていますね。
この場所には彼女以外誰もいませんが、ericaは微笑みを絶やすことなく、楽しそうに踊ります。
ericaは教会や結婚式場で、彼への思いを歌いますが……気が付くと、従業員らしい男性に呼び止められます。
いわゆる「夢オチ」なのですが、「大好きな彼のことを考えると周りが見えなくなる」という、若い女性らしい場面かもしれません。
恋する女性なら誰もが経験する場面をPVで描いているのも、ericaが女子に共感される理由です!