言勿れ 明日など忘れておくんなまし
苦しい事だって何度も教えておくれ
無粋な蜻蛉の一つでいいから、溺れるほどに欲しい
詮の無いことだって聞かせてもっと
愛して欲しいわ

出典: 春ひさぎ/作詞:n-buna 作曲:n-buna

やはり、主人公の恋心熱いのでしょう。

あなたのことなら、なんでも聞きたいと思っているのでしょう。

彼女のことを思い続ける限り、これから何度でも苦しい気持ちが起きるのだと思うのです。

主人公の愛して欲しいという想いは、とても強いものでしょう。

MVで乗り物をホイホイと口に運んでいく様子は、そんな主人公の飢餓感を表しているようですね。

食べてしまいたいくらい愛おしい。

巨人は、肥大した主人公の自己顕示欲かもしれません。

恋愛をすると、逸脱していきそうな感覚を得る時があるのではないでしょうか。

もっと愛して、と心の叫びが世界に響いています。

おわりに

事勿れと相手を想う気持ちと相反する激情が交錯しているようですね。

主人公は泥棒といっても音楽を盗む泥棒

前提として、音楽への愛情があるのです。

恋のお相手にもまず愛情があり、愛おしむ気持ちを持っているのでしょう。

複雑な主人公の人物像を巧みに表現した、歌詞MVがとても面白いですね!

おすすめ記事

OTOKAKEには他にもヨルシカの記事がたくさんあります!

それではまず、【エイミー】の記事をご紹介しましょう。

この楽曲は、ヨルシカの2ndアルバムに収録されています。

n-bunaさん自身がコーラスを入れているという美しいメロディをお楽しみください!

軽快なリズムとは裏腹にやるせない気持ちを繊細に書いた歌詞が特徴的なヨルシカの「エイミー」。今回は「エイミー」の歌詞解釈をご紹介します。

続いてご紹介しするのは【八月、某、月明かり】の記事です。

ヨルシカの歌は、文学的で意味深な歌詞が魅力ですね。

こちらの楽曲も、同じくとても魅力的な歌詞になっています。

是非、こちらもご覧ください!

有名ボーカロイドクリエイターn-bunaさんと、誰もが魅了される声の持ち主suisさん。2人は、今注目のロックバンド「ヨルシカ」です。そんな彼らの意味深ソング「八月、某、月明かり」を徹底解説します。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね