【君をさがしてた～New Jersey United～/CHEMISTRY】渋めのMVに注目！！

まずは、渋いと話題のMVを観ていただきましょう！

いかがでしたか？

渋いモノクロのシンプルな映像を基調として2人が歌っている姿を中心にストーリーは展開されていきます。

また、川を渡る船が頻繁に登場し、そこは落ち着いた色調で描かれます。

そして、船に乗った人がどんどん変わっていきながらシーンが変わっていくことで、子供から大人へ人の成長が描かれているように感じます。

歌詞の内容からも考えると、あるタイミングに向かうまでの過程とも考えられますが...歌詞については、また後で触れていきましょう。

その前に、次は「君をさがしてた～New Jersey United～」の基本情報を紹介していきます。

この楽曲は、2002年5月9日にリリースされた彼らの4枚目のシングルです。

重々しい厚みのあるコーラスワークがゴスペルを彷彿とさせるアレンジに仕上がっていて、ヴォーカルユニットとしての良さをグッと引き出した1枚に仕上がっています。

オーディション番組からデビューして、その後どんどん注目されていった彼らは、そのイメージに違わぬ楽曲を数多く世に輩出していきます。

この作品もそれに当てはまり、オリコン週間チャートでは2位を記録するなど、その注目度の高さが窺える結果を出しました。

そして、この楽曲は2003年1月8日にリリースされた2枚目のアルバムである「Second to None」の14曲目に収録されました。

このアルバムには、その他「FLOATIN'」、「It Takes Two / SOLID DREAM / MOVE ON」、「My Gift to You」のシングル作品も収録されています。

このように初期の彼らを代表する名曲がグッと詰め込まれ、今でも色褪せないR&Bの名盤として名高い1枚ではないでしょうか。

そんな名盤はちゃんと世間からも高い評価を受け、オリコン週間チャート・年間チャートで共に1位を獲得し、彼らの地位を確固たるものにしました。

また、先行シングルとして限定リリースされた「My Gift to You」も評価の高い1曲であり、筆者もとても好きな1曲です。

とても温かい歌詞にサウンド、1枚目のアルバム同様、松尾潔ここにあり！というプロデュースが光った1枚と呼べる名盤です。

ここまで紹介してきた「君をさがしてた～New Jersey United～」ですが、実は原曲があって大幅なリアレンジがなされた楽曲だということは皆さん知っていたでしょうか？

元々は、「君をさがしてた 〜The Wedding Song〜」という楽曲であり、2枚目のシングルとしてリリースされています。

とはいえ、このシングルのリアレンジ版というよりは、位置付けとしては1枚目のアルバム「The Way We Are」からのリカットシングルだそうです。

しかし、そのままリカットしたわけではなく、ヴォーカルを全て再びレコーディングし直しています。

それによって重厚なゴスペル感が生み出されたわけですね。

それでは、次に原曲である「君をさがしてた 〜The Wedding Song〜」を紹介していきます。

「君をさがしてた〜The Wedding Song〜」は、2001年6月6日にリリースされた2枚目のシングルです。

しかし、この楽曲はカップリング曲として収録されており、「Point of No Return」がメインになっています。