ショーウインドウ映ってきらめくPerfect style
溶けるBitter&Sweet
衝動はもうI'll know...I'll knock...
アンビバレンスな僕ら
違うほど惹かれ
"S・O・S"Flavor of kiss
出典: Flavor of kiss/作詞:溝口貴紀, Mitsuhiro Hidaka 作曲:SiZK・Stephen McNair
二人の姿は完璧なもの。
二人でいることが自然で、違和感のない恋人です。
甘さと苦さが溶け合うような不思議な関係。
彼は、愛するという衝動を抑えられなくなっています。
しかしそれはきっと、彼だけでなく彼女も同じ気持ちなのではないでしょうか。
まるでプラスとマイナスのように……。
全く違う空気感、異なった雰囲気なのに二人は惹かれあいます。
この違いがあるからこそ惹かれあう。
自分にはない雰囲気を身にまとっている異性に心奪われる。
共感出来る部分でもあります。
セブンティーンアイスを感じさせる歌詞
キスはぞくぞくするような香り
君しか見えない僕
夢で見てた様に漂うFlavor of kiss
Ah...鼻の奥をくすぐるような香り
一口味わって四六時中染まれ
甘い夢を見つけて飛び込む先はシークレット
出典: Flavor of kiss/作詞:溝口貴紀, Mitsuhiro Hidaka 作曲:SiZK・Stephen McNair
日高光啓が担当するラップの歌詞は、彼女とのキスを甘く表現しています。
くすぐったいような、甘い香り。
彼女とのキスは、心の奥がぞくぞくするような感覚だったのでしょう。
もしかしたら、彼女は甘い香りのする女性だったのかもしれません。
たった一度のキスで彼女の色に染まっていく僕。
彼女と一緒になれて、これからどうなっていくのか……。
それは二人にも分からないことです。
流れるような展開
この楽曲全体が、テンポがよく流れていくような歌です。
特にラップ部分は心地よく感じるほど。
ラップで二人の恋の展開を歌い上げることで、続く歌詞の意味が際立ってくるのです。
そして、この歌詞の三行目でもアイスを感じさせる言葉が埋め込まれていますね。
所々に埋め込まれた「冷」をイメージする言葉。
聴くものに涼しさを届けてくれます。
全ては夢なのかもしれない
二人の出会いは夢だったのかもしれない
Doubt!?何もかも夢のようでそう淡いMirage
Play!街中を揺らす青いキラーチューン
古い小説の台詞から愛の言葉切って貼るより
その素肌から零(こぼ)れだすキミの鼓動感じたい
出典: Flavor of kiss/作詞:溝口貴紀, Mitsuhiro Hidaka 作曲:SiZK・Stephen McNair
突然の出会いから彼女との甘いキス。
もしかしたら、全ては僕の見た夢だったのかもしれない。
僕は、突然舞い降りてきた幸せを蜃気楼のようだと感じます。
だからこそ、ありふれた愛の台詞を囁くことより彼女の鼓動を感じたかったのでしょう。
この愛が幻ではなく、本当に実在していることを感じたいと願っています。
キラーチューンの示すものは……
キラーチューンは、一度聴いたら忘れられない曲を意味します。
ここではとても抽象的に書かれており、様々な解釈をすることが可能です。
そんな解釈のひとつとなりますが、キラーチューン=彼女と解釈することも出来ます。
僕のありふれた世界を変えた、疾風のような彼女。
夏の暑い日をイメージして作られているので、青の持つクールなイメージをプラスしたのです。