flumpoolのおさらい

【とある始まりの情景~Bookstore on the hill~ /flumpool】歌詞を解釈!の画像

メンバー

・山村隆太(やまむらりゅうた、1985年1月21日-)ボーカル・ギター担当。大阪府松原市出身。
・阪井一生(さかいかずき、1985年2月26日-)ギター担当。ビジュアル面での活動休止から復帰後はサブリーダー。大阪府松原市出身。
・尼川元気(あまかわげんき、1984年11月27日-)ベース担当。大阪府松原市出身。
・小倉誠司(おぐらせいじ、1984年2月27日-)ドラム担当。兵庫県西脇市出身。最年長。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Flumpool

松原市出身3人組は幼稚園からの幼馴染だそう。当初はこの3人でアコースティックギターの弾き語りユニットを結成しており、それがflumpoolの前身となっています。

グループ結成

2007年に大阪で結成。「flumpool」の名称の由来は英語の4を表す「four」、塊の「lump」、水たまりを意味する「pool」の造語だとか。

なんとなく音のまとまりがいいなぁ、と思いましたがやはり神がかったアイデアというのは深くは考えないもののようですね。

ギターの阪井が当時好きだったFrancfranc(フランフラン、女子にも人気の雑貨屋さんですね!)と、TVでリヴァプールFCの試合を見ていて「Liverpool」の文字が目に留まったというエピソードが有名です。

デビュー

2008年10月に「花になれ」でメジャーデビュー.

2009年2月には初のCDシングル『星に願いを』でオリコン初登場で2位を記録します。

その後は2009年から2011年まで3年連続でNHK紅白歌合戦に出場する等、着々とその知名度は広がっていきます。

サポートメンバーにあの芸人が

2013年、ギターの阪井がダイエットに専念するため、一時期ビジュアル面での活動を休止していました。

その間、代役として決まったのが芸人のノンスタイル井上裕介

なぜ唐突に?と思いがちですが、実のところノンスタイル井上は2006年からソロでアーティスト活動をしています。

アーティスト名は「Day of the legend」で通称は「Day様」。

阪井が復帰する2ヶ月間限定のサポートメンバーを務めていました。

2017年12月より活動休止中

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2017年12月のツアー中、ボーカルの山村が機能性発声障害を患っていることを公表しています。

機能性発声障害は声がかすれてしまう症状であったり、重くなると声がまったく出なくなることもあるようです。

精神的な要因が引き金になることも多いと言われており、原因を突き止めることが難しい病気でもあります。

そこで山村は治療に専念するため残り4公演を残し、現在はグループは活動を休止

また4人が揃って表舞台に立つ日が待ち遠しいですが、まずはゆっくり休養してほしいところですね。

『とある始まりの情景~Bookstore on the hill~』歌詞

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この楽曲は遠くの記憶を辿るような、懐かしい愛おしさを思い起こさせるような歌詞です。

ボーカル山村の持つ伸びやかな高音と、どこか郷愁を感じる歌詞が印象的。それではご紹介していきましょう。

人生のシナリオを描くこと

木漏れ日降り注ぐ 窓際にもたれ
繰り返す日常(ひび)を ただ読み返していた

上手くいかない事 やり残した事
懸命に生きてきた事

古びた歌だって 口笛なら吹けるさ
薄らぐ夢だって 指でなぞれるさ
この場所でもう一度、ここからもう一度
描きたい物語(ストーリー)

(Make it be by yourself)
錆付いていた時計の針が
(Yes,Make it be by myself)
少しずつ動き出した

出典: とある始まりの情景~Bookstore on the hill~/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

場所は小高い丘の上にある本屋さん。

本を片手に木漏れ日の差す窓際に背中を預けながら、ただ何となくページをめくるように過ごす毎日を思い出しています。

毎日を過ごす中では思い通りに進まないことがあったり、これから片付けなくてはいけない問題の山積み加減が気になったりもします。

でもいつだって一生懸命に生きていることは確かなのです。

どこかで諦めかけていたことも、絶対に手に入らないと思いこんでいたことも幻想だとわかります。

全ては自分次第で可能になることを思い出します。

錆びて二度と動かないと思っていた時計が動き出すかのように、ゆっくり確実にリアルな世界が動き出していきます。