西野カナの楽曲「さよなら」について
ではまず初めに、今回紹介する西野カナの楽曲である「さよなら」について紹介します。
「さよなら」は、2013年10月23日にリリースされた西野カナ史上22作目となるシングルに含まれている曲となっています。
この曲の実績としては、週間オリコン・チャートで最高4位を獲得し、オリコン・チャート登場回数は「さよなら」をリリースした時点で15回目となりました。
また、NHKドラマ10である「ガラスの家」の主題歌にも抜擢されるなど、「さよなら」はこれまで西野カナが作り上げてきた曲の中でも人気となった曲の1つになりました。
「さよなら」の歌詞を読み解く
それでは次に、「さよなら」の歌詞を読み解いていきましょう。
君が残した最後の言葉
ではまず初めに、こちらの歌詞を見ていきましょう。
君の最後の言葉に
立ち尽くす私がいた
「誰も悪くない」
「嫌いになったわけじゃない」
「今までありがとう」だなんて
出典: https://twitter.com/kanayan_lyrics/status/903205342783221760
これは曲の一番初めの歌詞なのですが、ここでは君が最後に残した言葉というのが表現されていることがわかりますね。
『誰も悪くない』や『嫌いになったわけじゃない』、また『今までありがとう』という“君”が残した最後の言葉は、私たちの日常の恋愛シーンでもよくある光景なのではないでしょうか。
つまりここで、よくある恋愛シーンを歌詞として表現することで親近感を与えているということがわかります。
2人の関係にすれ違いが…
そして次に見ていく歌詞はこちらです。
二人の大事なものが
いつの間にかすれ違って
同じ時を過ごしながら
私一人だけが急いでいたんだ
出典: https://ameblo.jp/facebook21197/entry-11761867957.html
ここでは、2人の関係にすれ違いが生じ始めたことを歌詞として表現しているのがわかります。
つまりここでは、“今まで2人でお互いに大事にしていたものが、いつの間にかすれ違ってしまった。同じ時間を過ごしているのに、私だけどこか急いでいるようにも見えた”といった意味になることがわかります。
いつかまた必ず逢えるよ
十年後も逢えるよ
同じ場所で逢えるよ
思い通りにはいかないかもしれないけど
いつかまた
偶然でも逢えるよ
きっとここで逢えるよ
出典: https://twitter.com/KANA_TO_LOVER/status/903791988390084609
こちらの歌詞では、曲中の“私”が“君”に対して“いつかまた必ず逢えるよ”と想っていることがわかりますね。
また、ここの部分の歌詞では何度も“逢えるよ”という言葉が出ており、強調しているようにも見えます。
つまり、“いつかまた、必ず君と逢える。たとえ思い通りにいかなくても、私たちはきっと君と逢えるはずだよ”といった意味になりますね。
2人の描いた夢が叶うように
そしてこちらの歌詞にも注目です。