これまで抑えてきた感情はサビで一気に放出されます。自己中心で自分勝手なフラレガイガールの姿が浮かんできます。
完全に自分が上で相手が下という関係性を自分の中で築いています。ですが、そう思っているのは本人だけのようです。
フラれたことを受け止められず、サプライズでしょ?早く種明かししてよ、と傷付かないように自分を防衛しています。
フった側からすればこんな自分勝手な女の子、フラれがいのある女の子だと思っているでしょうね。
歌詞からも感じられる幼さ
歌詞を見てみましょう。本当は悲しいはずなのに、俯瞰してみたり、大人ぶってみたりしているフラレガイガール。
”私”ではなく”あたし”という言葉が使われています。野田洋次郎さんが想像していたフラレガイガールは”あたし”だと考えたのでしょう。
RADWIMPSの歌詞では”あたし”という言葉は使われていないと思います。
他にも簡単にバカと言ってしまえる精神年齢の低さ。それも何だか愛しくみえてきます。
PVはこちら!
さユりさんの楽曲のPVは、再生回数が500万回を超えるものが3つありますが、この曲が僅差で再生回数1位となっています。
やはり野田洋次郎さんという名前による効果もあるでしょう。
PVでは女の子の周りで踊る真っ赤な3人組。これはフラレガイガールの頭の中を表現しているのでしょうか。
紙の中に埋もれていたり、逆さに吊るされた花の束が少しおかしな世界を作り上げています。
終わりに
さユりさんの「フラレガイガール」を紹介させて頂きました。
RADWIMPSや野田洋次郎さん経由で知った方も多いのではないでしょうか。お互いに新規のファンを増やすことができた作品かもしれませんね。
1stアルバム「ミカヅキの航海」にも収録されています。
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