We all knew that you'd be nowhere when we are born
How can we see your face elsewhere? now we are torn
You will be waiting for us there?
出典: A new one for all, All for the new one/作詞:Taka 作曲:ONE OK ROCK
"みんなどこかに行ってしまうことは僕たちが生まれたときから知っていた
ここ以外でどうしたらみんなに会える?もう僕たちはバラバラになってしまった
そこで僕たちを待っていてくれるんだろうか?"
おそらく幼いころからうっすらと「人の死」について気づき始めたという意味なのでしょう。
しかしその事実を知っていても現実を目の当たりにしたときの衝撃は計り知れません。
「会えることならもう一度会いたい」といくら願っても叶わず、悲しさはつのっていきます。
ただどんなに悲しんでも人はいずれ同じ場所に向かうということに気づくでしょう。
それならその同じ場所に行くときは胸を張って行こうという決意に聞こえてきます。
作ってくれた道
あなたが標した道しるべ
⼩⽯は僕が拾って歩くの!
出典: A new one for all, All for the new one/作詞:Taka 作曲:ONE OK ROCK
この歌詞からもわかるように「進むかどうかは自分たち次第」と言っています。
今まで用意してくれた道を自分たちがつないでいくという意味なのでしょう。
そして大きな石だけではなく、小石も大切に拾っていくという謙虚さが込められています。
ここがワンオクのファンを大切にする原点になっているのかもしれません。
何事にも意味があった
繰り返される出来事の中のひとつと思うには
まだまだ時間がかかりそう
そんなルールブックの上で僕らは⽣きているから
つまらないことや楽しいことが必然に⾒える時がある
出典: A new one for all, All for the new one/作詞:Taka 作曲:ONE OK ROCK
無意味さの意味に気づく
犯した罪の数が 寂しさを物語ってんだよ
そしたら大人はソレ見て 全てを悪く言うんだろ?
言えない見えない見たくもなくない? だから飛べるはずない
しょうがないっちゃしょうがないけど 本当はそうじゃない
出典: 内秘心書/作詞:Taka 作曲:Taka
「内秘新書」のAメロですが、出だしから反骨心の塊のような歌詞です。
でもよく考えてみると「反抗期の心境」と考えることもできるのではないでしょうか?
反抗期の頃はやることなすこと全て批判されているようで、尖っていないとやられてしまいそうなのでしょう。
しかしふとした経験から「今までやってきたことも無駄ではなかったんだ」と納得できたのかもしれません。
いつでも見守ってくれる
さよならは⾔わないよ
近くにいると信じているから
出典: A new one for all, All for the new one/作詞:Taka 作曲:ONE OK ROCK
中村氏がいつも見守ってくれていると言いたいのでしょう。
さよならを言ってしまうと彼が作ってくれた道を進めなくなりそうという意味かもしれません。
それくらい中村氏はワンオクの原動力となっていた人のはずです。
そんな中村氏がいなくなってしまって、ここでバンドを終わらせたくないという想いがこみ上げたのでしょう。
だから中村氏が作ってくれた道を信じて歩いて行こうとメンバーたちは決意できたんだと思います。