安室奈美恵・電撃引退

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引退を迎えて

安室奈美恵は、まさしく平成のディーヴァでした。

デビューしてからちょうど26周年にあたる2018年9月16日で芸能界を引退すると発表した彼女。

2018年は平成30年ですから、彼女の存在はまさに平成の時代とともにあった、とすら言えるでしょう。

音楽不況と言われるこの時代に、オールタイムベスト「Finally」は予約時点でミリオンを達成。

リリースしてみれば10代から40代までの4世代でミリオンを達成という、爆発的なセールスを見せました。

これは他のどの女性シンガーもなしえていない偉業。安室奈美恵がいかに広い世代から絶大な支持を集めているかがよくわかります。

これまでの活動

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彼女の26年間の活動は、ざっくりと区切ると4つの時期に分けることができるでしょう。

そもそも彼女の芸能界デビューは1992年、SUPER MONKEY'Sという沖縄アクターズスクール発ユニットのメンバーとして、でした。

このユニットは安室奈美恵MAXの源流にあたるものでした。

その後1995年に安室奈美恵は独立して、小室哲哉プロデュースによるソロ活動を展開します。

この時期は出す曲出す曲ヒットソングばかり、というとんでもない時期でした。

「SWEET 19 BLUES」「CAN YOU CELEBRATE?」という、時代を代表する名曲が生まれたのがこの頃の話。

2001年にはSUITE CHICの活動に参加。ZeebraやVerbalとのコネクションが生まれます。

思えば、2007年にリリースされたm-flo loves 安室奈美恵「Luvotomy」が生まれるきっかけがここにあるのかも知れません。

その後はソロ活動を中心に日本のポップシーンに君臨し続けます。2013年にはレーベルをavexからDimension Pointに移籍。

この移籍報道は当時ニュースを賑わせましたね。

そして、2017年の誕生日(9月20日)に、2018年9月16日(デビュー26周年の当日)をもって芸能界引退。

長い歌手人生に終止符を打ちました。

アルバム「Uncontrolled」

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超豪華ラインナップ!!

さて、今回紹介する楽曲「In The Spotlight(TOKYO)」は、2012年リリースのアルバム「Uncontrolled」に収録されています。

このアルバムオリコンチャートで3週に渡ってセールス1位という爆発的なセールスを記録しました。

収録曲はこちら。

1.In The Spotlight(TOKYO)
2.NAKED
3.GO ROUND('N ROUND 'N ROUND)
4.Sit! Stay! Wait! Down!
5.Hot Girls
6.Break It
7.Get Myself Back
8.Love Story
9.Let's Go
10.SINGING "YEAH-OH"
11.Fight Together
12.ONLY YOU
13.Tempest

出典: Uncontrolled/安室奈美恵

「NAKED」「GO ROUND」「Sit! Stay! Wait! Down!」「Break It」「Love Story」などなど、なんと9曲がシングルという構成。

「In The Spotlight(TOKYO)」はこのアルバムの数少ないアルバム曲にあたるわけですが、シングル曲に負けない強いインパクトを残す曲です。

「In The Spotlight(TOKYO)」

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クールなMVに注目

「In The Spotlight(TOKYO)」の楽曲テーマは「東京を巨大ダンスフロアに」

なんとも大胆なコンセプトを打ち出して制作されたこの曲は、彼女の楽曲群の中でも相当クラブテイストの強いナンバーに仕上がっています。

まずはMVをどうぞ。

一緒に踊れるクラブナンバー!

ビート感が強くてベースが唸ってる、こんなクラブテイストの強い曲は当時のavexレーベルの中ではかなり珍しかったですね。

当時のクラブシーンを反映した、踊れるトラックに仕上がっています!

MVはというと、ドーム状のセット中で歌う彼女も相当にかっこいいですが、車に乗っているシーンがとにかく最高にクール。

それにしても何が驚きって、2012年の曲なのに、2018年現在と見た目がそれほど変わらないこと…

この楽曲の当時でも十分に美しいな彼女でしたが、芸能界を引退するまで、その美しさは衰えるどころか増すばかりでした。