通算16枚目のアルバム『O album』に収録

KinKi Kids【彗星の如く】歌詞の意味を解釈!綺麗にいられないのはなぜ?泣きたい理由に迫るの画像

『O album』はオリコン初登場1位

『彗星の如く』はKinki Kids通算16枚目のアルバム『O album』に収録されている楽曲です。

『O album』はオリコンチャートで初登場1位を獲得し注目を集めました。

共同プロデュースは堂島孝平

KinKi Kids【彗星の如く】歌詞の意味を解釈!綺麗にいられないのはなぜ?泣きたい理由に迫るの画像

『O album』の共同プロデュースは堂島孝平になります。前作『N album』に続いてのクレジットです。

人気のTV番組『堂本兄弟』に2002年4月から2003年3月レギュラーしとして出演しています。

Kinki Kidsとは気心の知れた間柄といえるでしょう。

『彗星の如く』は、その『O album』の楽曲の中から第1弾シングルとしてPV映像化されました。

この楽曲の作詞・作曲を手掛けたのは堂島孝平です。

オンエアされたPV映像がヤバい

『彗星の如く』のPV映像がオンエア解禁されたのは『O album』発売前のことです。

そのPV映像の内容はとても驚愕的なものでした。

なんと突然PV収録が中断され、堂本光一と堂本剛さらに堂島孝平まで巻き込まれ論争へと発展していくのです。

衝撃のシーンとして受け止めたファンもいらっしゃるかもしれません。

『彗星の如く』では「ぼくら」という二人の関係性を示唆しているとも取れる部分もあります。

PV映像でも「関係性」を描きたかったのかもしれません。

人間が複数集まれば関係性が生まれますが、歌詞にある「ぼくら」は何故泣きたいのでしょうか?

その理由を探っていきましょう。

彗星のように綺麗にはいられない

ではさっそく歌詞を解釈していきます。

彗星の美しさ

夜空に駆けてく 彗星のごとく
なりたいけれども ぼくら
そんなに綺麗にいられない

出典: 彗星の如く/作詞:堂島孝平 作曲:堂島孝平

冒頭の詞は彗星のようになりたいけれどそんなに綺麗にはいられない「ぼくら」のことを歌っています。

夜空を駆ける彗星は綺麗で憧れのように感じるのかもしれません。

「ぼくら」は彗星の美しさを知っているとも受け取れます。

美しく颯爽と夜空を駆ける彗星は、誰しも一度は憧れる煌めきがあるのでしょう。

一方で地上に居るぼくらは綺麗ではいられないと語っています。

それは、今は彗星のように輝くことが難しいということなのかもしれません。

安心して泣ける場所がない

彷徨って歩く 肩を抱えてく
泣きたいけれども ぼくら
帰れる場所などもうない

出典: 彗星の如く/作詞:堂島孝平 作曲:堂島孝平

続くこの歌詞は泣きたい「ぼくら」の状況が描かれています。

どうやら「ぼくら」は彷徨って歩いているようです。

夜空を駆け抜ける彗星とまったく違う状況にいるということが分かるでしょう。

肩を抱えて歩いているということから、決して楽な状況にいるわけではないということも感じられます。

地上を彷徨うような、情けない姿だといえるのではないでしょうか。

こんな情けない姿で生きているぼくらは、彗星のように綺麗ではいられないのです。

そして「ぼくら」は帰れる場所がないということは、安心できる場所がないのかもしれません。

つまり安心して泣ける場所がないのでしょう。