イミテーションガール

イミテーションガール

コーラス・MVにミスiDを迎えた♪

自信も公言するほどのアイドル好きとして有名な大森靖子

この大森靖子のメジャーでのファーストアルバム「洗脳」に収録されている『イミテーションガール』。

女の子の世界全開のピンク☆ピンクなMVにミスiDの歴代の受賞者が参加しています。

そのメンバーを紹介しますと、2013年グランプリの玉木ティナ・2014年グランプリの蒼波純・2015年グランプリの金子理江・水野しずなどです。

もちろん大森靖子自身もこの中にいます☆

やたらとキラキラしているこのMVの内容を検証しますと、まずこの女の子のお部屋らしき室内はどこでしょう?

なんと、大森靖子の実際のお宅だそうです。

ベッドの前のフローリングの上や台所などで、最初は真っ白なお互いのTシャツに、絵の具で思い思いの絵や文字を書き合いっこしています。

そんな女子達の様子を見せながら、途中大森靖子が何やら街中を歌いながら踊りながら歩きまくるのですが、ここNYだそうです。

そうこうしているうちに、MV後半はもう台所の戸棚なんかも塗り始めちゃったり……。

無邪気に「可愛いー♪」なんて言いながら塗り塗りしている声が聞こえてきそうです

ミスiDって??

【イミテーションガール/大森靖子】◯◯をコーラスに迎えた曲!気になる歌詞の意味をチェック♪コードありの画像

ミスiD(ミスアイディー、MISS iD)は、講談社が主催する女性アイドルオーディションである。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ミスiD

 

ミスiDで選ばれ士女性アイドルのかわいこちゃん達が勢揃いしている、MVな訳です☆

歌詞をご紹介♪

【イミテーションガール/大森靖子】◯◯をコーラスに迎えた曲!気になる歌詞の意味をチェック♪コードありの画像

大森靖子ワールドへようこそ♪

MVの紹介はこのくらいにして、ここからは歌詞の世界を覗いていきたいと思います。

大森靖子を「激情系」と表現する人達がいます。

実際の所はどうなんでしょうか?

その世界観を読み解いていきましょう。

ファックアンドピース!

【イミテーションガール/大森靖子】◯◯をコーラスに迎えた曲!気になる歌詞の意味をチェック♪コードありの画像

がんばってる左手
余裕のファックアンドピースつよい右手
がんばってるからなんなの

からまってる一人で
からまわってるひどいね
このまま消えちゃうのは 嫌

※似合わない街にいこう 睨まれて帰りたいな
ぼくの世界をつくろう
ぼくだけのぼくのへや
ぼくがあつめてきたフィギュア
ぼくがブサイクな卒アル
ぼくが抱きしめられなかった
あの子の声
「おかえり」

イミテーション
意味不明テンション
イミテーションガール

出典: イミテーションガール/作詞:大森靖子 作曲:大森靖子

世間とちょっとずれていると感じている「ぼく」がいます。

この「ぼく」は男子ではなく、女子と解釈できますね。

『イミテーションガール』ですから♪

自分なりに頑張ってるんだよと胸の中で呟いています。

呟きながら、現状を良いとは思っていない様です。

何をしたいのかわかんないけど、なんかしなくっちゃ!

「ぼく」は一人もがいている様子。

あの時の後悔なんかも頭に浮かんできます。

色んな後悔の中に好きな子も浮かんできたり。

想像・妄想がどんどん膨らんでテンションはあらぬ方向へ……。

かわいーぶってる記念日
青空なんて意味ない
このまま死んじゃうのは 嫌

似合わない街にいこう
睨まれて帰りたいな
ぼくの世界をつくろう
ぼくだけのぼくのへや

手首のテープをかえして
隠してるんだからいいでしょ
ハゲかくしよりマシだし
嫌いにならないで

※繰り返し

イミテーション 意味不明テンション
イミテーションガール
イミテーション 今つらい転調
イミテーションガール

出典: イミテーションガール/作詞:大森靖子 作曲:大森靖子

手首のテープ

【イミテーションガール/大森靖子】◯◯をコーラスに迎えた曲!気になる歌詞の意味をチェック♪コードありの画像

二番に入るとちょっと「毒」と「闇」が見え隠れする部分が出てきます。

「手首のテープ」や「ハゲかくし」など、今まであまり歌詞の世界に登場し得なかったワードですね。

あえてその様なワードにちょっとの「毒」や「闇」を乗せて、長ったらしい説明が要らない様にしているのでしょう。

確かに、ズバッと分かりやすいです。

悩んでないようで、きちんと悩んでいるという事が「手首のテープ」一言で分かってしまいますよね。

その後に続く「ハゲかくし」というワードで、「ぼく」悩んでるけど、それが何?!

みたいな、これが今の感覚・表現なんでしょうね。

でも、ホントに悩んでる時って、自分の事なんて誰も知らない所に行ってしまいたくなりませんか?

筆者はたまにあります。

離島とかね。

この曲の「ぼく」も同じで、ふとどこかへ行ってしまいたいという風に感じ取れます。

旅の恥はかき捨てではないけれど、行った先で好き放題やって。

そして発散してスッキリして、やっぱり今いる場所に戻りたい。

言ってみれば、その程度の悩みなんではないでしょうか?

二番の歌詞では、深刻過ぎない「ぼく」の心の中が、わかりやすく表現されている様な気がします。