街はサンライズ 
いつもハッピーな 
笑顔に木漏れ日が
ぼくのサンシャイン 
きみが歌えば 
ふりそそぐよシャンパンシャワー

出典: ソレイユ/作詞:高田漣 作曲:高田漣

前奏で白いキャンバスに、蝶が浮かび上がります。

そして「Ren Takada」と出て、歌が始まると同時に、「Bullet Train」との表示が。

木々が浮かび上がり、花々が浮かび上がり、バラが浮かび上がり、舞台となる湖畔が浮かび上がります。

晴れ晴れとした 
町でいちばんの美女

出典: ソレイユ/作詞:高田漣 作曲:高田漣

「Soleil」とタイトルが出て、“町でいちばんの美女”の歌詞と同時にバラを持った少女が浮かび上がります。

トレイラーの後半部分

リリックビデオとして作られています。

外はムーンライト 
スラップハッピーな 
気分でLet It Beだ
ぼくのサンシャイン 
きみが歌えば 
ふりそそぐよシャンパンシャワー

出典: ソレイユ/作詞:高田漣 作曲:高田漣

湖畔をバックにした木々の間を、ランダムに配置された歌詞が、右から左へと流れます。

その間を蝶が軽やかに飛び、ここでリリックは終わりです。

晴れ晴れとした 
町でいちばんの美女

出典: ソレイユ/作詞:高田漣 作曲:高田

の繰り返しの部分で、蝶は少女の持っているバラにとまり、そして離れます

少女と少し離れた場所に蝶が描かれた、「ソレイユ」のジャケットの構図になり、トレイラーはフィニッシュ。

絵の立ち上がりから、蝶がジャケット通り収まるまでの過程を一緒に旅するストーリーとなっています。

ジャケットはバッファロー・スプリングスフィールドの2ndへのオマージュ

超特急【ソレイユ】 トレイラーを徹底解説!絵画の世界に迷い込む蝶…ドラマ「フルーツ宅配便」ED曲☆の画像

バッファロー・スプリングスフィールドとは、1966年結成の、アメリカのロックバンドです。

活動期間は2年ながら、ニール・ヤングなどの超有名ギタリストを輩出したバンドとして知られています。

『Again』と「ソレイユ」のジャケットの類似点

バッファロー・スプリングスフィールドの2ndが、1967年発売の『Again』。

「ソレイユ」は、『Again』のジャケットをオマージュしています。

上部のアーティスト名とタイトルのフォント、回りの花、湖畔という場所、少女と蝶のモチーフ。

構図に至るまで、そっくりです。

蝶の種類が違う

「ソレイユ」のトレイラーで重要となってくるモチーフ、蝶。

『Again』のジャケットの蝶は、紫と黄白、茶色を基調とした蝶で、キベリタテハという種類だと推測。

「ソレイユ」のジャケットの蝶は、青とオレンジが印象的な蝶で、コノハチョウだと思われます。

「ソレイユ」のジャケットは、意図的に『Again』のジャケットと別の種類の蝶が描かれているのです

なぜ蝶の種類を変えたのか