シングル曲は公式動画で1コーラス試聴できます。

リリース順に、まず「真夜中のダンディー」から。

ね?ご大層にヒゲなんか生やしちゃって。

ここ最近の桑田さんと声が違うでしょ?

乾いててザラついてると思いませんか?

お次は「月」です。これはもっといい。

中学生のぼくには本当にショッキングでした。

「Mステ」で「月」を歌う桑田さんを観て、カルチャーショックを受けました。

当時流行っていたポップスやロックとは、あまりにも世界が違いすぎて。

後年、一青窈をプロデュースした武部聡志が桑田佳祐のベスト1は「月」だ!」と発言していて、「おお!同志よ!」と感激した記憶があります。

というわけで極私的桑田佳祐ベスト1は「月」であります。

「祭りのあと」も好きですよ!

話の流れからして、ここは誤解を解いておかねばなりません。

「月」がベスト1だからといって、「祭りのあと」が大したことないわけではない!

「祭りのあと」も大好きな曲です。ゆめゆめ早合点なさらぬよう。

いろいろ気の毒な「祭りのあと」

ただこの曲が不幸だったのは、リリースのタイミングが前後したこともあり、名盤「孤独の太陽」に収録されなかったことです。

アルバム収録シングル発売の8年後、2002年のベストアルバム「TOP OF THE POPS」を待つことになります。

さらに不幸に輪をかけたのは、この曲のB面「すべての歌に懺悔しな‼」騒動です。

歌詞の内容が物議を醸し、長渕剛との場外乱闘に発展したせいで、A面である「祭りのあと」の影が薄くなる結果に。

それこそ「あとの祭り」じゃないですか!って上手いこと言ってる場合じゃない!

サザンオールスターズ桑田佳祐さんのソロ曲「すべての歌に懺悔しな!!」。むちゃくちゃカッコイイ歌ですが、反骨精神がむき出し?ロック魂が炸裂している問題作を押さえておきましょう♪

「祭りのあと」にしちゃよく売れたな

「祭りのあと」の基本データを押さえておきます。

「祭りのあと」(まつりのあと)は、桑田佳祐の5枚目のシングル。1994年10月31日発売。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/祭りのあと_(桑田佳祐の曲)

いやー惜しかった!アルバム「孤独の太陽」は9月23日発売。1ヶ月違いのニアミスでした。

この曲が選から漏れたのはなんででしょうね?仕方なくなのか予定通りだったのか。うーん。

日本テレビ系ドラマ『静かなるドン』主題歌。自身出演のキリン『JIVE』CMソング。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/祭りのあと_(桑田佳祐の曲)

はいそうです。ヒデちゃんの栄光を彩った曲です。

JIVE(缶コーヒー)のCMもよかったですね。覚えています。

中年男・桑田佳祐の悲哀がにじみ出ていました。名演でした。

本作は累計81万枚(オリコン調べ)を記録して、自身が1990年代に発売されたシングルの中では最大売上である。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/祭りのあと_(桑田佳祐の曲)

これだけ売れて「影が薄い」とは、失礼にもほどがあるって話です。

まあでもこれだけ売れたから、B面にスポットが当たっちゃったわけです。

いや、B面のおかげで売れたのかな?もー!なにがなんだかわかんない!

祭りのあと
桑田佳祐
ビクターエンタテインメント
販売価格 ¥933(2018年5月18日14時59分時点の価格)
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