WANDSの「時の扉」のってどんな曲?
ミリオンヒット!
「時の扉」は1993年2月26日に発売されたWANDSにとって4枚目のシングル曲です。オリコンチャートで1位を獲得しミリオンセラーも達成!
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E3%81%AE%E6%89%89_(WANDS%E3%81%AE%E6%9B%B2)
この当時はWANDS旋風が吹き荒れていました!まさに日本中のどこでもWANDSが流れていた印象がありました。
中山美穂とのコラボ曲「世界中の誰よりきっと」に続いてミリオンヒットを記録したので懐かしい方もいるでしょうね♪
キャッチーなサビが心地良いロックナンバー♪天才的なメロディーセンスが光る名曲。一回で覚えてしまうほどの強力な曲です。
作詞兼ボーカルの上杉昇は「時の扉」の歌詞の意図をこう説明しています。
「自分自身が落ち込んだり気分が沈んだりした時に、自分自身を元気づけるような曲」を目標に作詞したとのこと。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E3%81%AE%E6%89%89_(WANDS%E3%81%AE%E6%9B%B2)
そんな「時の扉」の世界を見ていきましょう♪
主題歌
「時の扉」はテレビ朝日系列の『ネオドラマ』の主題歌として採用されていました。
『ネオドラマ』とは1992年から1993年9月まで放送されていたドラマ枠です。4話完結型のショートドラマ形式でした。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E3%81%AE%E6%89%89_(WANDS%E3%81%AE%E6%9B%B2)
有名な俳優さんを起用していたので思い出す方も多いでしょうね。
「時の扉」の歌詞の意味をチェック!
深掘り!
時の扉たたいて
ここから今飛び出そう
風に吹かれ気ままに
見知らぬ自由を抱きしめよう
出典: 時の扉/作詞:上杉昇 作曲:大島康祐
サビから歌が始まります。
非常にキャッチーなサビなので言葉がしっかりと心の中に刻まれます。
「時の扉」=「未来の扉」ですね。
どんなにつらいときでも、苦しいときでも「時の扉」から飛び出して未来へ突き進もうというメッセージですね。
誰にも指示されず自由に、風のように軽やかに自分の意志で前進しようという決意です。
苦しくなると他人に頼ってしまいそうになりますが、自分の力で進まなければ自分の力にはなりません。
自分だけでどうにかしようとするから運も味方します。
夜明け前 眠れずに
壁の写真 見つめてる
ねえもう一度 やるせない
今夜君にハマリそう
少しだけテレながら
君がくれたこの腕時計
今も胸の中悲しみだけ刻むけれど・・・
出典: 時の扉/作詞:上杉昇 作曲:大島康祐
悩みがあったり、ストレスがあると眠れないことがありますよね?
そんなとき支えになってくれる人がいればどんなに楽でしょうか。この歌の主人公は君に支えられているようです。
壁には君の写真。眺めては気持ちが高揚します。そして君がくれた腕時計にそっと手を触れます。君のことを想い出して嬉しくなります。
しかし、もう君との関係は終わってしまったので、その腕時計は悲しみを刻むだけ。
切ない情景ですがそれでも君の腕時計でちょっと心が温かくなります。君は今どうしているのかを考えています。
会うことはかなわないけど想うだけなら許されますよね。
まるで強いアルコール
飲み干したその後に
もうフワフワと酔いしれて
目覚めて知る現実
散らかったテーブルも
この心をまぎらわすから
そのままにしよう
胸の傷が癒える日まで
出典: 時の扉/作詞:上杉昇 作曲:大島康祐
君の写真と腕時計でちょっと現実逃避しています♪
まるでお酒を飲んだ時のように酔いしれて気持ちよくなっていましたが、目覚めてみるとまたあのつらい現実。
一気にシラフになります。すべて夢だったんだと胸が締め付けられていますね。
散らかっているテーブルはぐちゃぐちゃです。まるで自分の心のように。
ぐちゃぐちゃのままの方が心が落ち着くことってありますよね。この心の傷が癒えるまではこのままにしておこうと。
ぐちゃぐちゃの心は今を受け入れる覚悟を歌っています。無理に癒そうとしてもかえって傷が悪化します。
傷は傷のままでいいのですね。今は。