「言わなくても伝わる あれは少し嘘だ」/UVERworldに隠された歌詞の意味とは？PV見せます！

滋賀出身の6人組ロックバンドUVERworld。

彼らは様々な音楽要素を混ぜ合わせるミクスチャーロックが魅力ですが、女性にも人気なのはボーカル・TAKUYA∞がてがける美しい歌詞が心に響くからではないでしょうか？

27thシングル「僕の言葉ではない　これは僕達の言葉」に収録された「言わなくても伝わる あれは少し嘘だ」はPVも格好良く大人気です。

当初はシンプルな弾き語りの楽曲でした。

しかしメンバーの彰がバンドサウンドバージョンを作ったことをきっかけに現在のバージョンになったそうです。

歌詞の字幕付きのPVも、きっとしっかりとメッセージが伝わるよう配慮されているのでしょう。

この歌の歌詞が伝えているメッセージを読み解いていきます。

恋愛をしている時の気持ちがストレートに歌われています。

相手の気持ちがわからなくなる時。

自分の気持ちを言えなくなる時。

相手のことを許せなくなる時。

そして相手から離れようと思ってしまう時。

これらすべてが"愛しているから"おきることだと歌っています。

同じように疑ってしまったり、困らせてしまったり、気持ちを抑えられなかったり、相手を忘れようとすることも、好きだからおきる感情だと歌われています。

そういう時、どうすればいいのでしょうか？

恋愛をしていると自分の醜さや感情にも直面しなければなりません。

もちろん相手の気持ちにどれぐらい寄り添えるかということも大切です。

一緒にいるためにどうするべきか？

恋愛をするふたりがお互いの関係性をしっかり作り上げていく上での心の揺れがシンプルに歌われています。

何も言わなくても伝わる。

恋や愛の中で、そういう非言語的な言葉にならない思いはとても重要です。

そして言葉にしなくても、相手をしっかり感じることができるようになることが心の繋がりです。

でもそういう心の繋がりは言葉を重ねていく上で生まれていくものなのでしょう。

だから大切なことは言葉にしなければならないのでしょうね。

タイトルの「何も言わなくても伝わる あれは少し嘘だ」の嘘が"少し"であることから、言わなくても伝わる部分もあることがわかります。

でも言わなくても伝わる部分があっても、同じぐらい言葉にして伝えることの大切さが歌われているのでしょう。

言葉にすること。あえて言葉にしないこと。

つい言いすぎてしまうこと。 ずっと楽しかったのに、なぜか悲しい気持ちになる日。

恋愛の初期からずっと時間が過ぎても、まだ心がすれ違ったり、傷ついたりすることがあります。

この部分では、最初の部分よりもふたりの距離が縮まっている時間の経過があることが想像できます。

お互いがお互いを理解しようとし続けていて、でもうまくいかない日がある。

そういう人と人が結びつくことの難しさについて歌われているように思います。