もう次の雨で終り告げる花びらを見て
君は新しい季節を誰かと生きてるの?
けれど覚えていて君を愛していた事を
約束の言葉、、、"桜の花を目にしたら、、、"

出典: 桜/作詞:yasu 作曲:ka-yu

この曲が収められたアルバムのリリースは2000年3月

「君」と別れた一年後です。

レコーディングなどを加味すると1999年の秋〜冬頃に製作していたと思われます。

つまり製作していたのは「君」と別れて初めて迎える冬であり、初めて迫った春だったのです。

だからこそタイムリーに、思ったままを曲に乗せられたことでこのような切ないメロディが生まれたのでしょう。

つぼみを残したまま咲き誇る桜が雨で散ってしまう姿を想像し、お互いに違う人生を歩んでいることを確信する。

もう二度と会うことがない「君」が残していった「愛」は今でも主人公の心に輝いているのです。

ここでいう、桜の花を見たら思い出してほしい約束の言葉は「愛していた」ということ

東京へ連れていくと言えなかったことは後悔しているものの、この時に言える最大の表現だったのだと思います。

切ないメロディと歌詞桜という儚いイメージを合わせた、疾走感のある前向きなバラード

いかがだったでしょうか。

これでこの曲の考察を終わります。

まとめ

切ない系の歌を歌わせたら右に出るものは居ないといっても過言ではないJanne Da Arc

その原点ともいえるメジャーデビューアルバム『D.N.A』は名曲揃いです。

その中からもうひとつ、同じテーマで歌われた楽曲をご紹介します。

【ご紹介】アルバム『D.N.A』収録の切ない3rdシングル

Janne Da Arc【桜】歌詞の意味を考察!約束の言葉って?本当はどんな春を迎えるはずだった?の画像

今回ご紹介した『桜』同様、アルバム『D.N.A』に収録された切ない系の楽曲をご紹介。

テーマとしては、『桜』と同じくデビューによって別れた男女の物語です。

しかし『桜』がka-yuさんの実話なら、ご紹介する楽曲はyasuさんの実話が基になっています。

いったいどんな物語なのか?

下記のリンクからご覧ください!

実力派ヴィジュアル系バンドとして当時から異彩を放っていたJanne Da Arc。そんなジャンヌの3作目のシングル曲『EDEN〜君がいない〜』。比喩表現に満ちた切ない男心を歌い上げる、疾走感溢れるナンバーの歌詞の世界を解説していきます!

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