MVでは「トキメキ」のところで心臓がドキドキする振り付けになっています。

「心」と「全身」でトキメキを感じている様子が伝わるパート。

君とのハグが好きなのは、こうして心と身体で君への愛を再確認できるからなのかもしれません。

「空も飛べそうな気分」とは?

NiziU【Take a picture】歌詞の意味を解釈!何を焼き付ける?今写真を撮りたい理由とはの画像

2人一緒なら I feel like I can fly
一瞬一瞬を抱いてこう

出典: Take a picture/作詞:J.Y. Park "The Asiansoul" 作曲:J.Y. Park "The Asiansoul"

ニナの伸びやかな英語が耳に心地よく入ってきます。

君と一緒にいると、空も飛べそうなほどワクワクしちゃう。

嫌なことや悲しいことを全部忘れてふわふわした気持ちになれるということでしょう。

「一瞬」というワードはまさに写真を撮る行為にリンクしています。

カメラで一瞬を切り取るように、2人の時間を大事にしているのが伝わるパートです。

今という瞬間を大切にしたい

「若さ」の真意とは?

One for our love
Two 若さと
Three こんなに大切な思い出

出典: Take a picture/作詞:J.Y. Park "The Asiansoul" 作曲:J.Y. Park "The Asiansoul"

MVでは今回の振り付けの目玉、キュートな「ナンバーダンス」が印象に残ります。

NiziUはこの「Take a picture」発表当時、全員10代です。

だからこそこの「若さ」というワードがピッタリはまるのだと思います。

ただ10代には10代の「若さ」がありますが、どの年齢にもそれぞれ魅力があります。

このサビは”若い今”ではなく、いつになっても”今という瞬間”を大事にしようという意味だと解釈しました。

NiziUが歌うから「若さ」という表現になっていますが、いくつになっても大切にしたい考え方です。

今写真を撮る意味とは?

Four 君のsmile
Five 今はyoung and wild
覚えてて forever

出典: Take a picture/作詞:J.Y. Park "The Asiansoul" 作曲:J.Y. Park "The Asiansoul"

先ほど「ずっと」というワードが出てきましたが、サビでも「forever」というワードが登場。

現代は、写真を撮るとクラウド上で”ずっと”保存できます。

カメラ付きスマホと共にある青春時代が当たり前になっている現代。

「写真を撮る」という行為は、「ずっと忘れないようにする」という想いと密接に関わっているのでしょう。

もう一生出会えない、今この瞬間の「smile=笑顔」や「young=若さ」や「wild=やんちゃ」。

これらを心に刻むように私たちはシャッターを切っているのかもしれません。

「焼き付ける」に込められた意味とは?

Wanna wanna wanna
Take a picture now, take a picture now
Gonna gonna gonna
焼き付けるよ

出典: Take a picture/作詞:J.Y. Park "The Asiansoul" 作曲:J.Y. Park "The Asiansoul"

直前に「覚えてて」というワードが出てきました。

いつまでも「好きという気持ち」や「2人の思い出」を忘れたくない。

その手段として出てくるのが「焼き付ける」というワードです。

今は「目に焼き付けて覚える」という使い方をすることが多いこの言葉。

もともとは写真をカタチにする過程の1つを表す言葉です。

2人の思い出を、”目に焼き付ける”と”写真にして残す”。

「焼き付ける」というワードにはこの二つの意味があるのでしょう。

気持ちを伝えるために

君からのfeeling
わたしからfeeling
あげたいと思う
Wanna give it to you
When you give it to me
君のためなら何でもしちゃう きっと
I'll never let go

出典: Take a picture/作詞:J.Y. Park "The Asiansoul" 作曲:J.Y. Park "The Asiansoul"

マユカのラップのリズムが、ポップで気持ちいいです。

feeling、つまり「気持ち」や「そのときの感覚」は、相手に正確に伝えるのは難しいです。

だから君のために、自分のできることを何でもしてあげたい!

そんな想いが伝わってきました。

我々は大人になってすらも、「素直に気持ちを伝えられない…」と悩んでしまいがちです。

恋愛に限らず、友人や家族に対しても。

でもこのパートを聴くと、そんなウジウジした気持ちがカラっと晴れてしまいます。

歌声やパフォーマンスはもちろん歌詞にも元気になる要素が詰まっているのがNiziUの魅力です。

一緒だと生きている感じがする